ゆめのおはなし

こんにちは どんぐりダンスです わたしのみたゆめを綴ります。

ゆめのおはなし

こんにちは どんぐりダンスです わたしのみたゆめを綴ります。

最近の記事

すてられたおうち

夢 お覚えています 少しだけだけど 私の夢のお話は終わりなはずでした でも あたらしい夢を覚えています 忘れてしまうこともないので ここに綴ります そこは実家 私は宙をフワフワしながら実家の中にいる感じ 私の背たけよりも少しだけ高いところからみている 昼間で明るいけれど誰もいない そればかりかおうちの中はホコリだらけ めちゃくちゃに散らかっていた 1階をフワフワしながら どしてか父も母も亡くなったのだと思う うすぐらい父のお部屋のドアの前を小さめのタンスがふさいでい

    • おしまいのゆめ

      まえのゆめのおはなしから随分と時はすぎた ここずっとゆめはみません どしてゆめをみないのかわかっているけれどおはなししたくはありません 今日でゆめのおはなしはおしまいにします ゆめはみえるものだから作文するのはむずかしく きっとじょうずに伝わらなかったと思います それでも わたししかしらないゆめを皆さまにご紹介したいと思い書きつづけました ゆめは不思議 そして大切 わたしを癒してくれる でも すこしこわい だって ゆめはこの世のものではないもの・・ では始めます 最後

      • 切り紙の街

        ほとんど忘れました でも、ショックなところは覚えています 街の中 いつか見た絵本の挿絵?切り紙の挿絵かしら ほのぼのとした明るいけれどうつろな感じもするところ それでも暖かな感じもある どしてか? だってその街ではたくさんみんなが働いている 歩き回る女性や、額に汗して荷物を運ぶ男性 みんな本当の人間 切り紙じゃない お日様は切り紙 でも 一瞬、切り紙の街に本物の日差しが差し込んだ気もする おかしなところ でも 夢の中ではおかしいなんて思わない わたしは 四角張ったグレーの

        • 予感

          いつもと似ているけれど すこしちがう いつもよりはりつめた空気 いいえ 空気がないみたく ピターっとした空気の感じ 息苦しくはない 映画でみた無重力みたいに時間もない気もする ざらざらしたお日さまのひかり 夕方の感じ 地球ににているけれど ちがうところ しらないところ わたし どしてこんな夢ばかりみるのかしら 夢は好き でも こわいのはいや 普通の日差し 初夏 重さがない感じ 普通にみえているけれど 平らな感じ 温もりもなく 過ぎてしまったむかしのぬけがらみたい わたし

          夕暮れ 坂道 ジャリ道 シバ犬たちに追われる 古ぼけたフードコート

          夕暮れ そんなに広くはない道 自動車2台くらい通れる道 上り坂を上へ向かって歩いていた 坂の途中に止まって振り返っている 暗い 坂道の左側は芝生がひろがっていておんなじかたちをしたバターに似た大きな建物が並んでいる 窓はない バターの建物のうしろは涼しげな木立 バターアパートは坂道の下のほうまで続いていると思うけどよくみえない 右側は背の低い子供っぽいイラストみたいな街路樹 なんの木かわからないけれど 赤いお花が咲いていた 坂道をずっと下れば街につながっていると思う わた

          夕暮れ 坂道 ジャリ道 シバ犬たちに追われる 古ぼけたフードコート

          岩の川底 薄暗いマンションのお部屋 真っ暗な山道 駐車場みたいな夜の広場

          地割れみたいにひびのある大きくてボコボコ穴のあいている大きな岩 ところどころに苔がついていて それが岩の白っぽいような黒っぽいような色とまざりあって どこかで見たときあるような風景 わたしがいるのは川のなか とてもきれいで透明なお水が流れるくるぶしくらいの深さ お山のなかの気もするけれど 右手には川から突きだしてゴツゴツした苔つきのとても大きな岩がたくさんで あたりの様子はよくわかりません 広いように思うけれど みえるかぎりはそれほど大きな川ではなさそうだ でも お水は止まっ

          岩の川底 薄暗いマンションのお部屋 真っ暗な山道 駐車場みたいな夜の広場

          えんじ色のお家

          いま思い出しています よく覚えていません お部屋のなかにいます 木造のお家 大きめの居間にいます 家具がいくつかありました ローテーブルはよく覚えています そんなに大きくない わたしはそのテーブルの少しはなれたところに三角座りしてる テーブルも床も壁もみんなえんじ色 でも木のぬくもりがあります お部屋を見上げると三角屋根とわかった わたししかいない 静か 耳がきこえなくなったと思うくらい静か でも 音がきこえる気がする ゴーとかビィーンとか ズーンかしら 重たい感じの音 わた

          えんじ色のお家

          知っているお家がなくなった

          バスに乗っています お客はわたしだけ ときどきこの夢をみます バスに乗っている夢は夜のときがおおいけれど 今朝みたのは花曇りの昼間の夢でした モノレールの下をくぐって 坂道を下ってゆく 知っているところ 坂道が終わって少しゆくと 左手にお友達のお家があって もう少しゆくと 中くらいの大きさの交差点がある 少し寂し気な交差点 左折します バスの運転手は坂を下りながら大きな携帯電話のような黒いもので たぶんバス会社の人とお話している 運転手の様子からきっと困ったことが起きた

          知っているお家がなくなった

          悲しいお部屋

          小さな自動車に乗っています でも ドライブではないです とても急な坂道をのぼる クネクネまがってるあまり広くない道 道には ドーナツ型の小さな窪みがたくさんついている 自動車は グ~ン、ググググ、ちょっと音程があがってもっとグ~ン、グイ~ン 一生懸命坂道をのぼる 運転しているのは背の高い男性 だって 小さな運転席にちじこまって猫背ですわって運転する でも わたしにはちょうどいい大きさの助手席 男性は腕まくりした白いシャツにグレーのスラックス、こげ茶のイタリア風革靴 黒縁の眼鏡

          悲しいお部屋

          夢のかけら もいちど

          ちょっと思いだしたこと 思ってみれば、夢はみんなかけらのよう 夢の中では本気だけれど、目覚めると うすぼんやりとしか覚えていないし はっきり覚えていても、お話しするのはむずかしいし なんのことやらわかりもしない 夢でみた場所にそっくりなところを見つけるときがある そっくりというか、雰囲気が似ている 大きなお庭のむこうに2階建てのお家をみつけた 前に旅行にいった先で見つけた 海岸の近くの避暑地だけれど、人はまばらで閑散 植物園もあって、歩いてそちらへ向かう途中でした 大きな

          夢のかけら もいちど

          夢のかけら ふたつ

          ひとつめ どこかしら どなたかのお家 マンション? どこかの会社のオフィス? まだ つくられて日の浅いお部屋 でも 古くてすすけたところもある わたしは お家にかえるのかしら あたらしい感じのお部屋をすすんで それはやっぱりどこかの会社のオフィス 白い壁とおおきな柱があるもの そのお部屋をすすんで となりに小さなちょっと古いお部屋があった どなたかに話しかけられた 男性か女性かもわからないけど その方はわたしのスケジュールをたずねた わたしはどうこたえたのかおぼえていない

          夢のかけら ふたつ

          夢のかけら

          夢を思いだせない そして 夢の一部分だけのこっている ほんとにそれはかけらみたい なにかのかけらのように わたしの手のひらや足のうらに刺さっている それは うっかり夢のなかへ踏みこんで よろけて手をついて 刺さった もともと最近は夢はあまりみない どしてあまり夢をみないのかは知っているけどお話ししたくない 夢のかけらを思いだしてお話しするのはむずかしい だってそれは写真のようにはっきり残っている でもお話ししようとして目をとじると 細かなところはよくみえなくなる どしてかしら

          枯れたすすき ふつうより太くてかたい すすきではないかもしれない わたしの背と同じくらい 茶封筒のような色 沼のような 湿ったところ とてもよいお天気 どしてここにいるのかは知らない すすきをかきわけて進んだような気もする 視界が バーンって開けてないけど開けたように なにかが わたしの目に飛び込んできた 灰色とそれより濃い灰色 お腹は白い 目は黒 くちばしはプラスティックみたいな感じ 20センチくらいの鳥 すすきにからまって 羽をひろげて飛んでいる姿で死んでいた

          おとなになったお友達 細長いアパート 目的地をさがす ささやき声

          昔の 子供のときのお友達 妙なかたちのマンション? いいえ 平屋のアパートだわ・・ 細長い建物が ほんとに長くて真っすぐつづいて 左に直角にまがって その先も奥の方へ直角にまがってつづく 白い壁、茶色いドア 幅のせまいアーチにささえられた回廊 お友達はジーンズに白いブラウス ベリーショート もうずいぶんとおとなになっていた かがみこんでお部屋のドアノブをガチャガチャまわしている 鍵穴を覗きこんでいるようにもみえる きっと ドアの鍵がこわれた わたしは はなれたとこからみて

          おとなになったお友達 細長いアパート 目的地をさがす ささやき声

          本当にある学校 本当にはない病院 絵葉書の庭園

          前の夢で わたしのローファーをなくしてしまった夢とおなじところ そこは ほんとうにある わたしの通っていた小学校 ときどき夢にやってくる 夢の小学校は・・ 学校だけど 病院にも似ている 学校と思って中に入ると 病院だったりする そこは お天気の日に ぎゅーって目を閉じて少しだけ目を開けてみたような 明暗のはっきりした 暗いところは暗いのに 明るいところは明るい 夜なのか昼なのかよくわからないところ そうね・・ 皆既日食 そんな感じです 校舎は二つ ブロックみたいな塊が

          本当にある学校 本当にはない病院 絵葉書の庭園

          恋心

          まいにち 深い眠りのせいで夢はみません それでも どれほど深く眠っても 夢をみているとわかります どしてか だって 少しだけなにか残っているのを覚えています ギターの甘い調べ ここちよく切ないメロディー どこかしら いつかそんなところにいたと思う むかし みんながいたところ わたしもそこにいました あなたも わたしも みんな ほほえんでいました ああ とてもいいきもち 光がふくらんで フワフワって舞いあがる とってもなつかしい もどりたい