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最近はもっぱら本の虫

September 21, 2017


こんばんは、どんぐりと山猫店主です。

本日のお葉書bgmは、久石譲さんで「風立ちぬ」より「旅立ち」でお送りしています。


今日は私がすきな本の話です。

小さい頃から図書室が大好きで、家にも大量の絵本があり、読書が趣味というよりは、日常の習慣の中に読書がある。

そこに本があるから読んでる、そんな風に過ごしてきました。

ただここ最近は、2日に一冊のペースで本を読んでます。

きっと活字不足だったんだな〜


最近読んだ中で特に好きだなぁと思ったのは、「江國香織」さん。

「ぬるい眠り」という何作かの短編を集めた小説を読んでからその世界にどっぷりハマり、「きらきらひかる」「冷静と情熱のあいだ」を読み終わって、今は「落下する夕方」を読んでいます◎

有名な作家さんなのは知ってたんですけど、私は自分が読まない作家さんにはとことん興味が薄いので、読み始めてからこんなに映画化された作品が多くあることに驚いていました(笑)

結構登場人物の関係図や設定自体はドロドロしてるんですけど笑、文章がとてもさらっとしている。

洗い立てのシーツで、眠るような感覚。

文章がすごく心地よくて、心が救われます。

設定はぶっ飛んでるのに、ものすごく引き込まれるので、現実感が妙にあって、読み終わった後なかなか抜けれなくなってます(笑)
自分が疑似体験しているような感覚。

それから、登場人物の感情全部を文章にそのまま表すんじゃなくて、周りの空気や、景色や、匂いや、音や、感覚から伝わるものがすごく多くて、日常の普遍的なことをとても大事にしていてる方なんだなぁと思います。

江國さんの書く愛の話がとても好きで、江國さんの本を読むと、好きな人に会いたくなるような、無性に恋い焦がれる瞬間がふっときます。

きっと女に愛される作家だと。

私は好きな作家さんができると、その方の作品全部を読み漁るくらいどっぷり浸かってしまうタイプなので、また面白い作品があればご紹介しますね𓆉

江國さんの他にも、西川美和さんの「永い言い訳」、小川洋子さんの「博士の愛した数式」も最近読んだ中ではピカイチでよかったなぁ〜

好きな本は何度も何度も読むタイプなので、今までは川上弘美さんや宮沢賢治、西加奈子さんをよく読んでいました。

お店をかまえたら、「絶対に図書スペースを作るんだ!」と心に決めています。


時間も気にせず、何にも気を使わず、何時間でも心地よく、

「珈琲一杯で読書ができる」
そんな空間を作るのが夢です。

秋は読書も食事も運動も、何をするにも心がうきうきする季節

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毎日をいつも意味のあるものに

昨日よりもちょっとだけ丁寧に

本日も拝読いただきありがとうございます。

今日も素敵な夢を

明日も朝ごはんからいい日にしよう



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