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おうちで堆肥作り(ゴミ処理施設の投入燃料を減らそう)

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庭の手入れで出た葉っぱで落ち葉堆肥を作る 生ゴミの中で野菜クズを集めて堆肥を作る
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#サスティナブル

さんとめ の循環型農法

関東の地質 関東平野の土は、関東ローム層が堆積しています。 関東ローム層は、関東平野を囲む火山(富士山や浅間山などいくつもあります)に由来する火山性の土壌です。 埼玉で庭の土を掘れば、10センチ~20センチくらいで、硬い層にぶつかります。色は明るい茶色で、粘性があり、粘土みたいな感じです。 それが、関東ローム層です。 作物の生育には適していない痩せた土地です。 江戸時代の土壌改良政策  江戸で人口が増えて、近郊での野菜収穫量を増やさねばならなくなりました。そこで、170

なぜ葉っぱ堆肥作りで土に埋めようと思ったのか

 林の落ち葉掃きでは、掃き集めた枯れ葉を1か所に集め、山のように積み上げています、周囲に広がらないようにネットで囲い、その中に高く積んでいます。そのあとは、いくつか混ぜ物をして、定期的に切り返して酸素を送り込むことで、自然に堆積した落ち葉よりも早く、堆肥化します。  うちでは、堆肥を作るための条件をちゃんと考えることなく、とりあえず格子で囲って、その中に葉っぱを入れてみました。  すかすか過ぎてしまって、からからで、いつまでたっても枯れ葉のままでした。中を少し掘り返してみた

お庭で堆肥作り

 林での落ち葉掃きのイベントに何回か参加して、家でも堆肥作りをしよう と思い立ちました。  生ゴミは、たくさんの水分を含んでいるので、ゴミ焼却場では、たくさんの燃料(オイル)を注ぎ込んで焼却します。いつも水分を絞ってから捨てていましたが、調理前の野菜くずを堆肥にすれば、もっとゴミを減らせます。  それから、庭の手入れで出た葉っぱも、ゴミに出して燃やしてしまうよりは、堆肥にして庭に還元したいと考えました。  野菜くずは、いったん、コンポストのバケツに入れておきます。密閉できる蓋