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あの事務所さんのお家騒動をゲームクリエイター視点で分析してみました

※こちらの記事は2019年7月24日にオンラインラボに投稿したものでネタとしては少し古いですが普遍的な内容なので読んでいただけたらうれしいです

先に結論を言ってしまうと
「なんでもない人間」「とんでもない人間」に成り上がりたいなら吉本興業さんのスタイルもオススメ(だった…なんですかね…→2021年7月なう)

0%だった可能性が3%になる

まず1%は事務所が用意してくれてるステージや営業力やコネクション

次の1%はとんでもない数いるライバルや先輩や仲間たちの存在

最後の1%は劣悪とされる環境

これで3%

仮に天才がいるのだとすれば、どんな環境だろうが勝てるでしょう

次になにかひとつでも秀でてるものがあれば、逆に吉本で埋もれるよりもそこだけ特化した戦い方(これはケースバイケースですが)ができるとおもいます

でも今日は「なんでもない人間」もしくは「自分になんにもないと思っている」つまりは「0%人間」の場合

それなのにも関わらず「松本人志になりたい!」とか思ってるんだとしたら選択の余地なく吉本興業さんの一択なのではないかな、と

吉本興業さんはスポーツの世界とよく似ていて、1位になる、優勝しないと生きていけないゲームシステムを採用している

そして、どうやら「ゲームオーバーしてもプレイヤー(芸人)に賠償請求は一切しない」らしい…

これってスゴいことですよね。犯罪を犯して捕まってCMとか損害でてもすべて吉本興業さんが持つってことです

つまりは思い切りチャレンジできるんですよ。これスゴく大事

で、もうひとつが優勝すれば総どり
Winner takes ALL!

スポーツのトーナメントと一緒ですね。勝ち残れば残るほど賞金が大きい

だからこそ命がけで戦い、とんでもない名選手、名勝負が生まれる

昔、ゲーム開発の極意は?ときかれ、よく言っていたのが「難しすぎてもクソゲー、簡単すぎてもクソゲー。大事なのはゲームバランス」

つまりはゲームってあえてミスをするように邪魔したり騙したりするわけですよ…その障害がおもしろくて、みんなプレイするわけぢゃないですか

ギャラ安い…ライバルいっぱいで足の引っ張り合い…会社はちゃんとしてくれない…etc...

でもこれって「ゲーム」としてはよくできてるんですよね

特に「なんでもない人間」が「とんでもない人間」に成りあがるゲームという、そもそもが「不可能を可能にするゲーム」ですし

いまの経営陣の方がどうのというより、100年以上もかけて先人たちが、どうやったら「おもしろくなる」かずっとずっと考えてきて、できあがったゲームシステムが「吉本興業」

仮にゲームバランスを変えて、生っちろく、甘っちろくしたら、結局「天才しか勝てない」クソゲーになってしまうだけっていうのが、ゲームクリエイターからみた分析結果です

ゼロはなにを賭けてもゼロ
0%だった可能性が3%になる
それは不可能が可能になるということ

まぁ、こういう見方もあるってことでご愛嬌

明日以降、またあの牡蠣の人オンラインラボでお逢いしませう🤠
セカウマックス!


こちらの記事は2019年7月24日にこちらのセカウマックス倶楽部の特典のひとつである「あの牡蠣の人のオンラインラボ」にて投稿されたものです。ほぼ毎日リアルタイムでその実験や研究の成果を投稿しております。またこちらの貝費は【海護る月額募金】として活用されております。こういった一連の活動を応援いただけたらうれしいです☟


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