ジャニーズがニュースキャスターにハマる３つ理由
「ジャニーズが司会をしてるニュースが増えたね」
何気なくつけていたテレビを視ていた連れの、何気ない一言だったが、
たしかに「そうだな」と
SMAPのお笑いバラエティ進出から、現在のニュース番組のキャスターに至るまで
古くは、国民的番組、紅白（歌合戦）の司会も含めて、ジャニーズさんの戦略とあくなきチャレンジの成果
そう言ってしまえば それまでのことだが
ちょっとこっちからの目線で考えてみた、要するに視聴者目線で
少しニュースキャスターの歴史を一緒に振り返ってみよう
ニュースといえば、やっぱりNHKのアナウンサーたちの、淡々とニュースを読み上げるあの声と姿
そんなNHKが、アメリカで人気を博していたスタイルを取り入れた
事件の現場で活躍していた「記者」が、そのままニュースを読み上げる
その記者の人気がウナギ登って、ついにはニュース番組をひとつ受け持つようにまでなった
「アンカーマン」の誕生
記者たちの取材をまとめ編集する人、編集長を指す言葉だったが、取りまとめたニュースを読みあげる役も担うようになった
ニュースを選ぶ、つまりはキャスティングする
「ニュースキャスター」の誕生だ
現場を知っているからこそ、ニュースをわかりやすく説明することができる
リアルタイムで事件が起きても、即座にニュースとして対応できる
実際に、立てこもり事件や、まだ解決していない事件を追いかけたり、リアルタイム起きておる事件の報道は見事なものだったという
知識や経験を交えながらの解説が、視聴者の共感を読んだ
物知りな賢者らしい鋭いツッコミもできる
いつしか、ニュースキャスターは、解説や、鋭いツッコミのできる、頭の良い専門家たちが担うというのが定番になっていく
その代表的なニュース番組が「ニュースステーション」だった
久米宏さんの歯に絹着せぬ突っ込んだ発言、そして専門家たちを並べて、わかりやすい解説を付け加える
それまで世の中の出来事を他人事としか思っていなかった視聴者たちに、ニュースをより身近なものにした
ところがある日、その存在自体が、鼻につくようになってしまう
物知り顔で、上から目線で、一人称な視点、偏った意見を述べることで、反論から様々な意見を引き出していく
そのスタイルそのものが鼻につくように
一度、鼻に突き出すと、もうなにをやっても鼻につく
「ニュースステーションアレルギー」いや「久米宏アレルギー」とも呼ぶべきか
そのあとを受け継いだ古舘伊知郎さんが、必死にそのスタイルを、伝統を護り抜こうと生意気に振る舞ったが、
それはアレルギーに拍車をかけるだけになった
「バイキング」が坂上忍さんを使って、そのスタイルを踏襲しているが、バイキングはあくまでバラエティの延長のワイドショー的番組
ついこないだも、見識者、ご意見番的立場の落語家さんがニュースキャスターについた朝の番組があったが、あっという間に終わってしまった
一方で、お笑い芸人を司会に据えた「スッキリ！」は、長寿
視聴者の代表
徹底して視聴者目線で、素人丸出しで、頭が悪い、そんな当たり前のこと、おバカなことを、さりげなく質問でもしてくれる
物事っていうのは、わかっているようで、意外とわかっていないもんで
そうやって質問してくれることが、何気にありがたかったりするのだ
専門家でも賢者でもない
知ったようなことを言わない、鼻につかない
見た目もシュッとしてて、笑顔が良い、それでいて、テレビ慣れしていて、番組をまわせる
ジャニーズさんも高齢化してきてるしね
当然、ファンも
そのあたりも、ちょうどいいんだろう
ジャニーズがニュースキャスター
そりゃ、増えるわけだ
と、上から目線で、物知り顔で、知ったようなこと書いていたら、
いつのまにか部屋のテレビでは「関口宏のサンデーモーニング」をやっている
永遠と閉店セールをやっている布団屋さんのよくな番組
終わる終わる、打ち切りだ、打ち切りだ、と言いながら、ずっと続いてるよね
そういや「喝っ！」もネットで叩かれてダメになったんだっけ？
って、さっきの「そりゃ、増えるわけだ」で、気持ち良くオチてた
ダラダラと続けるのも、それはそれでまた味があるというか、何気に好きなんだけど…
というわけで「ジャニーズなサンデーモーニング」でした
本日もご精読感謝🙏
絵本を読むだけ！
写真集を観るだけ！
で海の環境対策に！
読んで応援よろしくお願いします🙇♀️
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？