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クレイジーでなくても「おもしろいもの」はつくれるのか

こんなニュースがあったんですよ
「クレイジージャーニー」やらせ発覚で休止 謝罪も関係者「打ち切り避けられぬ」

今日はね「ミイラとりがミイラになる」のが一番怖いってお話

以前に投稿した
「モンスターはモンスターしか倒せない」
に通じるんですけどね

いろんなヒトに会ってきたし、ときには一緒にいろんなことをしてきたんんですけど、おもしろいものを創るヒトってなにかしら「クレイジー」なんですよね

正確はにはヒトはなにかしら「クレイジー」な側面を持っているもので、それが使い方次第でマイナスに働いたり、逆にうまくハマれば才能と呼ばれたりもする

原子力も爆弾にもなれば、発電もできる、というアレです

今日はなにが言いたいのかというと、いまの社会は概ね「おもしろいことはほしい!」けど「クレイジー」であることはNG

これは「おもしろいものを創る」上での矛盾であり命題でもある

実はこの番組からチラっとオファーがあったことがあったんです(どうなったんだろ?)

その話を持て来てくれた人がですね「この番組のプロデューサー(ディレクターだったかな?)がどんどんおかしくなっていってる」っていうんです

そのときも、ずっと「クレイジー」といると自分も「クレイジー」になるのかって話になって

ずっと犯罪者を追いかけて、犯罪者の心理に寄り添い続ける刑事が、結局犯罪者になってしまうケースとかの話になって…誰より犯罪に詳しいですからね

でもねこの「ミイラとりがミイラになってしまう」ときが一番こわい

モンスターになるのにはね、そのもっとモンスターな師匠がいたりして、その「クレイジー」を引き出してくれたケースが多い

その場合は、その師匠が必死にその「クレイジー=才能」が活きるように「指導」してきれている…つまりは抑制というかコントロールが効く状態にある…その師匠への畏怖の念が、発狂を思いとどまらせるというわけです

不良がもっと怖いヤ〇ザさんの言うことは聞くみたいな、例え悪いですけど、そういうことです

もしくはできあがった作品であったり、ともに創り上げた仲間であったり、支えてくれた人であったり

要するに「発狂しないように」抑える理由=「足枷」「リミッター」みたいなもんがあるかどうか

「愛」とか「感謝」とか「リスペクト」とか
これって「リミッター」なんですよね

クレイジーにとっても、それを支える側にとっても「クレイジー」を発揮しつつ、発狂せずに済む

ところが「ミイラとりがミイラになる」パターンだと、師匠(畏怖)もなく、仲間もなく、誇るべき作品もなく行動だけが「クレイジー」になってしまう可能性が高くなる

いまの子供たちも…子供に限らずかな…ネットで情報「だけ」が入ってくるから制御の効かないモンスターになりやすいかも

このニュースにはこんな見解記事も
クレイジージャーニーが「過剰演出」ー背景にあるのは「コーディネーターへの無茶な要求」か

ときに誇りに思えない仕事のときもあるかもしれない…それでも護るべきもの、愛するものがいれば…

僕の親父はそれこそいま話題の「N国」さんの攻撃されている某国性放送…最前線で戦うジャーナリストでした

ホントに毎日毎日、ニュースを追いかけて追いかけて…いまだから言えますけど、事件が起きたら「嬉しそうに笑ってる」んですよ…ときには「やったー!」ガッツポーズみたいな…

事件や事故が大きければ大きいほど
飛行機が落ちても、ベルリンの壁が崩壊しても、親父にはメシより価値があるわけで

これは僕ら世代の「N」のご子息あるあるなんですけど、意味もなく殴られる、キレられる

で、31(サーティワン)のチョコミントを買ってくれるんですよ、そういうとき、それで誤魔化される

僕だけでなく、他のNのお嬢さんとかも(女の子なのにボコボコに殴られたことがあるらしい)で、やっぱり31のチョコミント…

ずっとなんでなんだろうな?って思ってたんですけど、Nから渋谷駅にあるいていく途中に31があるんですよ

きっとクレイジーな上司がブチきれたあと「ハッ!」と我に返って、道すがら31で…しかも甘くて脳も落ち着き、かつ冷える「チョコミント」なんかなぁ、みたいな

話がそれちゃいましたね

僕の周りはクレイジーが多い…
そのクレイジー(才能)をもっと引き出せたら、もっともっと活かせたらともおもうし

そのために思い切りモンスターさせてあげられるステージも創れたら

そしてときに「僕が怖い」っていう理由で踏みとどまらせてあげられたら

そんなヒトに僕はなりたい

それではまた牡蠣の人オンラインラボでお逢いしませう!
セカウマックス!


こちらの記事は2021年9月12日にこちらのセカウマックス倶楽部の特典のひとつである「あの牡蠣の人のオンラインラボ」にて投稿されたものです。ほぼ毎日リアルタイムでその実験や研究の成果を投稿しております。またこちらの貝費は【海護る月額募金】として活用されております。こういった一連の活動を応援いただけたらうれしいです☟


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