【note】転職はそう簡単ではない

多分、あきっぽい私は、サラリーマン時代天転職を軽々しく考えていた。

今は昔ほど、転職のハードルは高くなくなったが、とはいえ、色々とリスキーであるのは、昔も今も変わらない。なにせ仕事を1から覚えなおす。ローカルルールもあって、前職の考え方が通用しない部分もある。カルチャーショックなんてのは、覚悟しておいた方がいい。さらに付け加えると、新卒の新入社員であれば、容認されていた失態も許されなくなる。それどころか、転職先の期待値は、思ってる以上に高い場合が多い。いきなり高いハードルが待っている。

まぁ転職する事を決断するケースは、いくつかあるけれど、その中で、自分の評価が低いというケースは、本当にそうだったのかを確認した方がいい。前職で”引き止め”がなかったならば、多分疎まれていたというケースが多い。それは転職先でも覚悟が必要かもしれない。優秀だから評価されるとは限らない。仕事は結果・成果がすべてで、期待値通りのものを出さないと、失敗の要因になる。

因みに私は4回転職している。最初は凄くビビった。ただ、やりたい(やれる)仕事(開発職)と、与えられた仕事(営業職)にあまりにも差があったため退職⇒プータロー⇒転職を選択した。転職先における仕事の評価は高かった。まぁ人手不足ってのもあったが、それなりに結果を出していた。まぁこの会社は、私も凄く色々学ぶ機会が多くあって、ITコンサルタントを肩書に活動できる礎を作る事ができた。

そういう成功例がある一方で、2回目の転職が外資だった。期待値が高く、自分の力量を超えていた(と思う)。その結果、メンタルがやられて退職する事になる。

転職で失敗しないためには、相手の期待値、自分の力量、その両方を客観的に見る事が重要だと思う。あとは明確に転職する目的を持つこと。その3つをしっかり揃えて挑むと、いい結果が得られると思う。あとは、運命の出会いがあるとベストですが、そこは”縁”に導かれるしかないのかもしれない。

あと、勤務先が異なると企業文化が全く違うので、その辺のギャップに悩まない事。それと前職の文化を取り入れようとするときは、慎重にしよう。企業文化というには長年蓄積されたものだから、そう簡単には変えられない。1年位は、文化を学ぶという事も実は大切だったりする。

そんな訳で、転職経験をいつか、セミナーで話せる日が来るといいな。あとの2回はなかなか経験できない事を経験しているから…。

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