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クリエーターズマーケットvol47反省会

◆挨拶

クリエーターズマーケットvol47 お疲れさまでした。
現地に足を運んでいただいた方、本当にありがとうございました。
今回はイベント初参加ということもあり、SNSで反応いただいた方、特にTwitterでRTやいいね。は本当に励みになりました。
慣れない接客対応や、少しのハプニングもありましたが、ブースを見ていただいた方の小さな反応も嬉しく、朝の早くからでしたが閉場まで時間が過ぎるのがあっという間だったように思います。
これからもイベント参加を積極的に行いたいと思っておりまして、半分個人用の備忘録のような形になるかもですが、今回のイベントの結果などを書いていければと思います。
どちらかというと、同じような作家さん向けの内容になるかと思いますが、参加者さんにも、こうやって考えて作っているんだな。と知っていただければ嬉しいなと思います。

◆イベント参加の用意

クリエーターズマーケット(以下、クリマ)には数回お手伝いに参加したことがあり、一般でも昨年の12月に下見がてら参加したことがあります。
イベント自体も同人イベントに参加していたり雰囲気には慣れています。

<スケジュール>

用意については、10月までに作品を決めきり本番までにその作品の増産を考えていましたが、思っているより時間がかかり今後の課題となりました。
ディスプレイの製作もありましたし、作品制作以外のアイデアも色々と行いながら、最低限の在庫の確保を目標に行いました。

<イベント参加に対して考えたこと>

参加に対してアイデアをいくつか詰め込んで行こうと考えました。
そのため去年12月に一般参加した時にいくつか目に止まったブースのメモ等をしています。

<メモ>

  • 布は絶対、白

  • 小物は、目線の高さまであげる(腰を曲げさせない

  • カラフルは強い

  • 闇かわは、まだ流行り

  • ライティング絶対!

  • 値段表示絶対!

  • コンセプトをしっかり見せる

  • 色々デザインあると迷う

  • 小さいものは、大きい写真を用意

が、見て回った時のメモです。
一部、コンセプトに合わないものは実行していませんが、

  • 布は白
    (ブランドコンセプトにも合わせて)

  • 目線の高さまであげる
    (これは絶対でお客さんのほどんどはブース前を通り過ぎていくだけです。ブースに近づいて、立ち止まり、商品を見るためにかがむまで商品がなにかわからないのは見ていただく頻度が落ちると思いました)

  • ライティング大事!
    (ビックリマークが意図しているように、かなり重要です。実際会場に行ってわかるのですが、会場は照明はあるものの外光が入らないため少し薄暗く、特に端にいくほど暗いです。スポットライトがあるだけで、ブース自体が強調されるので、かなり重要でした)

  • 値段表示絶対!
    (ビックリマークに絶対をつけての重要度です。普通のお店と違って各ブースの値段の基準がバラバラなので、欲しいけどすぐに値段がわからない。他のブースさんのと迷っているけど、値段がわからないからわかるほうにしよう、値札はあるけど値段が裏側になっている時に、出品者さんが目の前にいる状態で手に取って値段を確認するのは難しい、と購入するにあたって必要な情報はわかりやすくしておいた方がいいと思いました)

  • コンセプトをしっかり見せる
    (作品個々には個性はあるのだけど、ブース全体で何を売っているかわからないと、お客様にも自分の欲しいものか確認が必要になります。遠目で何屋さんかわかるといいと思いました)

  • 色々デザインあると迷う
    (色々デザインがあるのは、すごくいいことなのですが、はじめてブースを見てくれた方には選ぶハードルが高くなると思いました。初参加なのでこういうことをやっていて、この作品がイチオシだよ!とイチオシを決めておくと、ブランドのコンセプトが伝わりやすく、次に出てくる新しい作品も期待を持っていただく形になるかと思いました。)

  • 小さいものは、大きい写真を用意
    (作品が小さいほど伝わりにくいです。看板ぐらいの大きさにして、歩く人がやっと気づいて止まってくれるぐらいの気持ちで伝えることが大事だと思いました)

下見メモ以外にも、いくつか考えて挑んだものがあります。

  • 大きな看板を作る

  • 使用している状態のPOPを作品の隣に置く

  • 子供にシールを配る

などです。

  • 大きな看板を作る
    (前述にもありますが、コンセプトや名前を大きく表示できることはもちろん、SNSから調べて来た人にわかりやすく提示するのは結構重要だと思っています。クリマ2号館だけも2000スペースほどあるのを見て回るのも数時間かかるので、探す手間やあ、このロゴみたことある。SNSや他の媒体とのつながりができることができると思いました)

  • 使用している状態のPOPを作品の隣に置く
    (今回、手のひらサイズの財布やポーチをメインに置いたのもあり、コインケース、カードケース、ミニサイフなど色々な使い方ができるが故に、何に使おうか。と言う手に取るまでの一歩の壁を取り払うため、お客様に直接イメージできる使用している状態のPOPを用意しました。これを見て、あ!コインケースほしかったんだ。や、あれ専用のポーチが欲しかったんだよね。と言う直接的なアプローチを目指しました。

  • 小さなお客様にシールを配る。
    (これは個人的に、小さい頃から物作りに触れれる機会がある時の記憶を少しでもいいものにしたいと思ってのことです。今回のイベントの目標が名刺を100枚配る!だったので、シールも同じだけ作って、チラシも合わせてブース前に立ち止まってくれた人に配りました。イベントの終盤でブースに来てくれたお客様が、このシールここのだったんだ。と言ってもらえて嬉しかったです。

実際に配ったシールと、チラシと名刺

という感じで、見てもらうアイデアを今できる分だけ詰め込んで行ったのですが、時間がなくてできなかったアイデアも多々ありました。

<ディスプレイ>


ディスプレイに関しては初のイベント参加ということで、イチからの製作となりました。
ブースが2号館ミニブースで、1m×2mで、50cmの移動できるスキマが必要ということで、借りれる机の方、120cmの会議机のみでしたので、120cmを基本に製作をしました。

ディスプレイ制作のラフ

前述した「イベント参加に対して考えたこと」にもディスプレイで見せ方が大きく変わるので、かなり重点を置いていました。

ディスプレイの仮組み

仮組みです。
机の高さを嵩上げするために、一段カラーボックスを置いています。
メインのディスプレイはその上からで、この時点では下に作品を置く予定をしていませんでした。
ライティングに関しては、スポットも考えましたが、LEDテープをボックスに貼っています。(モバイル充電器を使いました)

本番のディスプレイ

最終的にはこんな形になりました。
天にも布を貼る予定でしたが、用意しきれませんでした。
下の段のライトは、ダイソーの押したら光るLEDライトを強力両面テープで貼っています。
看板は、色画用紙をレーザーカッターでカットして、貼り付けています。
直接レーザーで印字したらきっとかっこいいんですけど、ベースになる木材の値段を考えると、失敗が怖くて貼り付けにしました。
それでも、結構わかりやすくて、コンセプトが伝わる看板になったと思います。
イベントに関しては、表も重要ですが、裏も重要で、今回は持ち込み作品数が少なかったですが、奥行き1mということは、机分45cmをマイナスして55cmの幅で動くことになるので、裏のブースさんに迷惑にならないように、搬入用の箱の置き場所、自分のカバン、在庫を置く、そして取りやすいか、レジをスムーズに行えるように梱包資材が配置されているか、お金の受け渡しが行いやすいか、裏側の導線もかなり重要だと思います。
ハンドメイドイベントは、同人イベントより、お店に近いので、レジ周りはわかりやすくしておくのは良いことだと思います。
特に、レジをしている間、メインのディスプレイが塞がるようなことがあれば、他のお客さんが見れなくなるので、レジのスペースは重要だと思います。

◆目標

今回のクリマの目標は、名刺を100枚配る!でした。
色々アイデアを考えての参加でしたが、まだ知名度もなく、初参加なので、はじめの第一歩としての目標でした、
とりあえず、一人でも多くの人に見てもらって、名前だけでも覚えてもらおう。と言う気持ちで、売れるか売れないかは次の段階だと思って参加しました。
それなら、別に色々アイデアを出してやる必要もなくないか?という感じなんですけど、自分の考えたアイデアや作品がどこまで人に反応してもらえるかは、とてつもなく重要で有益だと思います。

◆結果と感想

結果。目標の名刺配りは、大体70枚ほど配れました。
前述もしましたが、名刺とシールと、チラシをひとつの袋に入れて配ったことで、シールを受け取っていただいた参加者さんが持っているおばけのシールが、他の参加者さんが見て、気になっていたと言うこともありました。
作品の方も、なんと!いくつか売れまして、非常に嬉しかったです。
なにより、自分が良いな好きだな。と思える作品を同じように良いな。と思ってくれる人が何人もいてくださって、その気持だけでも次のモチベーションに繋がります。
また自分の思っていることが、ちゃんと伝わっていることにも感動しました。
どんどん自分の作品で、誰かの心を動かせるようになりたいと思いましたね。
クリマだけでなく、他にもイベントにはどんどん参加したい気持ちになりました。
準備は大変だけど、がんばってよかったな。

◆反省点と次回に向けての施策

反省点は、スケジュールの改善、自分の作品の細かい部分や、使い勝手をもっとわかって、説明できること。イベント前の広報活動や、もっとブランドをわかりやすい形で伝えること。
作品がまだ多くの人のために考え切れていない部分の改善です。
時間に追われてしまって、イベント当日だけでなく、準備から反省しっぱなしで、やりたいこともたくさんでてきました。
次のイベントがまだ決まってないので、締切がないような状態なので、その間に作品数を増やしたり、minneで見てもらえるように考えたり、作品のクオリティを上げていきたいですね。

長々となりましたが、クリエーターズマーケットとても楽しかったです。
今回他のブースを回る余裕がなかったりでしたが次の開催では、会場を見て回るのも楽しみのひとつとして参加したいと思います。
他にもイベント参加してみたいと思っているので、おすすめのイベントなどありましたらコメントいただけたら嬉しいかと思います。

以降、イベント参加の実際の売上やイベント参加にかかった、参加費やディスプレイ製作などの代金、持ち込みした作品数などの報告です。
有料記事となりますので、応援する気持ちで読んでいただければありがたいと思います。

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