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SIGMAの「新製品貸出し体験会2024 Spring in 京都」に行ってきた。

先日、京都の梅小路公園で催されたSIGMAの「新製品貸出し体験会2024」に行ってきました。

注目の「50mm F1.2 DG DN 」は人気過ぎて借りることができなかったのですが、
いくつかレンズをレンタルしてきたので、撮ってきた公園スナップをご覧ください。

70-200mm F2.8 DG DN OS

まずレンタルしたのが「70-200mm F2.8 DG DN OS」。
最近、ちょうど一度使ってみたいなと思っていたので、とても良い機会でした。

桜の時期は少し過ぎてしまいましたが、春らしい新緑が綺麗なタイミングだったので被写体には困りませんでした。

今回は1人で行ったのでポートレートで試すことができなかったのが悔やまれましたが、普段使わない望遠レンズはファインダーから見える景色が新鮮でした。

野鳥撮影とまではいきませんが、望遠レンズでないとなかなか撮れない鳥の写真なんかも撮ってみました。

鳥を撮るならもっと望遠が必要なイメージがありましたが、スナップ的に鳥を撮るくらいならこれくらいでも十分でした。

鳥の毛並みもしっかりシャープに写る描写は、さすがSIGMAといった感じ。

せっかく借りたのでレビュー的なことも書いておくと、
大三元望遠レンズながら思っていたよりもコンパクトで取り回しはしやすかったです。(それ以上に、このレンズをつけてもがっしりしていたα7CⅡの剛性感に驚いたけど)

絞りリング、フォーカスリング、スイッチボックスのクリアランスが広めで、慣れてないとスムーズに操作できない印象はありました。

描写については、ズームレンズとしては十分過ぎるくらいの解像感があってきっちり写りながらも、Artレンズのようなゴリゴリのシャープネスというよりは少し柔らかさもある繊細な線のような気がします。

AFも高速で正確、望遠レンズに必須の手ぶれ補正の効きも申し分ありませんでした。

何より、SONYの純正にはない「黒いボディ」の質感がカッコ良過ぎるし、ズームレンズに絞りリングがあるのが◎。

50mm F1.4 DG DN

いやいや、F1.2と違うんかい。とツッコミたくなりますが、残念ながら在庫切れでまたまた借りれませんでした。

といっても、個人的にはF1.4でも十分過ぎるし、自分が購入するならこっちかな?ということでF1.4をレンタル。

このレンズは以前の無料レンタルのイベントでも借りたことがあったのですが、今回はボディが違うこともあって印象が異なりました。

前は「SIGMA fp」で使ったので、SONY機と比べるとAFがモッサリでグリップも小さかったことが原因だと思いますが、持ち運びも(F1.4としては)軽快でキビキビ撮れるレンズだなと感じました。

今は Iシリーズの「50mm F2 DG DN」を気に入って使っていますが、これは入れ替えもアリか…?

やっぱり画質にこだわったArtレンズなだけあって、解像感や画の緻密さ、被写体の質感描写に優れている印象を受けます。

やっぱり、“F1.4”にはその数値ならではの立体感や空気感があるように思います。

主観ではあるものの、SIGMAのレンズには独特のクリアさあるように思っていて、透明感のある空気感がかなり好み。
それでいてコストパフォーマンスに優れているなんて…欲しい…。

24mm F2 DG DN

最後にレンタルしたのが「24mm F2 DG DN」。
今使っているメイン機がα7CⅡということもあって、コンパクトなシステムを組むために次の購入最有力候補に挙がっているレンズです。

やっぱり、このシリーズのレンズは超カッコいいな。

このレンズをレンタルしたタイミングで少し曇ってきて、光がかなり鈍くなった時間帯でしたが、結構クリアに写っているように思います。

今までSIGMAの Iシリーズは何本か使ってきましたが、どのレンズもArtレンズに引けを取らない描写力の高さが魅力的です。

このレンズも例に漏れず、細い木の枝や葉っぱの一枚一枚までしっかり解像するシャープさ、ヌケの良さ、各収差のコントロールが非常に優れたレンズでした。

歪曲に関してはかなり強めの樽型で補正が前提ですが、この画質がこれだけコンパクトなボディに収まっているなら文句の付けようがありません。

予想通りキッチリ写るレンズで、改めて Iシリーズのレンズにはハズレが無いなと感じました。

レンズ自体の高級感も高くて、これだけ画質も良いのに、6万円台という信じられない価格で買えてしまうので良い意味でSIGMAさんはバグってる。

最後に

帰り際に「SIGMA水」をもらいました

今回は新製品を試すことができなかったものの、気になるレンズを試せたので良い機会になりました。

なかなかこういうイベントをしてくれるメーカーは無いので、毎年して欲しい!

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