グラムロックって何やねん?
グラムロックとは1970年代初めにマークボランやデヴィッドボウイが着用していたギンギラ衣装や化粧姿を形容する言葉「グラマラス」が語源と言われている。音楽的特徴よりも派手なステージ衣装や両性具有のイメージがとても強かった。基本はシンプルなロックンロール!
私が洋楽に目覚めたのが1973年。
その頃に日本で絶大な人気を誇っていたのがT.REXとデヴィッドボウイだった。とにかく女子学生ファンの人気が凄かったのである。
男子学生はグランドファンク、ZEP、パープルやったね。
T.REX/ELECTRIC WARRIOR
邦題「電気の武者」
T.REXはビジュアル的には素晴らしいのだが、演奏の下手さには定評があった。
来日公演のコンサート評などは酷いものだ。
レコードは如何わしいストリングスサウンドとフロ&エディのけったいなコーラスがサウンドを特徴付けているのだが、これは癖になる。
このアルバムは1971年全英チャートNO1ヒット。T.REX快進撃のスタートだ。
GET IT ON
T.REX/GREAT HITS
T.REXのアルバムをまず聴いてみるならEMI移籍後のこのベストアルバムだ。絶頂期のシングル録音集なので勢いが凄いぞ。
私が中学生の頃初めて買ったのがこのアルバムだった。とても気に入ってたのだが、学校に持って行ったら「おい!この虎偽物ちゃうか?」「これは張子の虎やんけ!」
と悪友からかわれて散々な目にあった苦い思い出がある。マークさん!大金持ちやのになんで偽物の虎なんか使ったんや😭
METAL GURU
DAVID BOWIE/ZIGGY STARDUST
1972年発表のグラム期ボウイの最高傑作である。当時の日本盤の邦題が長かった。「屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群」さっぱり意味が解らんかったのだ😭
グラムのみならずROCK史に燦然と輝き続ける大名盤なのである。
HANG ON TO YOURSELF
DAVID BOWIE/ALADDIN SANE
1973年発表
このアルバムもグラム期ボウイの大傑作。
このジャケットを初めて見た時あまりの格好良さに衝撃を受けた。もちろん中身も凄い。
マイクガーソンのフリーフォームなピアノがボウイのジャケ写真のイメージにピッタリだった。
THE JEAN GENIE
MOTT/MOTT THE HOOPLE
1974年度作品
そろそろグラム人気にも翳りが見えてきた頃のアルバムだがMOTTは素晴らしいアルバムを発表してくれた。
ロックンロール黄金時代で始まり土曜日の誘惑で終わる素晴らしい作品。
ROLL AWAY THE STONE
STAVE HARLEY COCKNEY REBEL/THE BEST YEARS OF LIVES
コックニーレベルの1975年発表の3作目のアルバム。久しぶりに聴いたけど、やっぱりデイランの影響が強いね。モットもそうだった。
グラム末期のアルバムだけどこれはええよ!
MAKE ME SMILE
SLADE/SLAYED?
1972年発表。
このアルバムぐらいからスレイドの人気が爆発した。発表するアルバムが全部全英ナンバーワンヒットという凄まじさだった。
しかしおかっぱ頭ギタリストのデイヴヒルの顔だけは好きにはなれんかったのう。
GUDBUY JANE
ROXY MUSIC
1972年発表
ロキシーミュージックも初期はグラム扱いやったね。音はおもいっきり屈折してるんやけど。なんせイーノが居たからね。
LADYTRON
ALICE COOPER/KILLER
1972年度作品
アリスも昔はグラムとかショックロックって呼ばれてたな。儂から言わせればハードロックなんだけどね。まあジャンルなんてどうでも良い事だけど。
UNDER MY WHEELES
SILVERHEAD\16AND SAVAGED
シルバーヘッドのセカンドアルバム。
タイトルは「16歳で犯されて」
悪い奴らよのう😭
でも悪い奴ほどモテるんよね。
HELLO NEW YORK
BE BOP DELUXE/MODERN MUSIC
1976年度作品
ビーバップデラックスはグラム出身なんやけど、このアルバムでは非常にポップになって大変身してます。めっちゃええよ!
ORPHAS OF BABYLON