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WET WILLIEのレコード
今回はサザンロックバンドのWET WILLIEを紹介したいと思う。
彼らのデビューは1971年。
キャプリコーンレーベルよりファーストアルバムが発表される。
この奇怪なジャケは当時レコード屋で異彩を放っていた。
奇怪なジャケに購入意欲が湧かなかったので
このアルバムを購入したのは一番最後だった。
WET WILLIE
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1977年ごろNHKヤングミュージックショーでキャプリコーンライブの映像が流れた。
ヤングミュージックショーとは不定期だがロックバンドのステージを丸ごと放映してしまうという画期的な番組だった。
この時放送されたのはオールマンブラザーズバンド、マーシャルタッカーバンドそしてウェットウィリーの3バンドだったと思う。
女の子がインタビューで「一番好きなのはオールマン、2番がマーシャルタッカーそしてウェットウィリーね」と答えてたのがしっかり私の頭にインプットされたのだ。
youtubeに当時の映像が残っていた。
1973年の演奏だ。オールマンは全盛期。
オールマンがブルース〜カントリーロック、マーシャルタッカーはカントリーロックだがウエットウィリーはR&Bに影響を受けたファンキーなロックバンドだった。
このファーストアルバムで既にウェットウィリーの基本路線は確立されている。
HAVE A GOOD TIME
WET WILLIE Ⅱ
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1972年発売のセカンドアルバムだ。
針を落とすとオーティスレディングのSHOUT BAMALAMAから始まる。
全体的に黒いサウンドのアルバムだが、ファーストアルバム同様売れなかった。
しかしR&BやBLUESの好きな奴には最高のサウンドだ。
GRITS AINT GROCERIES
DRIPPIN WET!
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1973年発表のサードアルバムだ。
1972年の演奏を収録したライブ録音。
WET WILLIEはライヴバンドだ。
ステージでこそ最高の演奏が聴ける。
J GEILES BANDやハンブルパイと同じ匂いがする。
熱気に包まれた最高のライブアルバムだ。
RED HOT CHICKEN
KEEP ON SMILIN‘
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1974年発表の4枚目だ。
このアルバムが彼ら最高傑作だろう。
このアルバムぐらいから日本でもウェットウィリーが注目されるようになったのだろう。
まずTOM DOWDのプロデュースでサウンドが変化している。とてもくっきりな音質なのだ。
またバックコーラスのDONNA HALLとELLA AVERYがTHE WILLIIETTESとしてクレジットされており、コーラス隊がとてもポップになっている。
このアルバムの根底はニューオリンズFUNKだ。ニューオリンズのリズムを積極的に取り入れておりとても気持ちの良いサウンドなのだ。
KEEP ON SMILIN
次回に続きます!
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