素晴らしきサザンソウル(女性ボーカル編)
本日は前回のレゲエからごろっと変わってサザンソウルの名盤を紹介してみたいと思う。
サザンソウルとはディープソウルとも呼ばれ、アメリカ南部のブルース、ゴスペルに深く影響を受けたソウルミュージックのことだ。
今回は女性ボーカル編なのだ。
CANDI STATON/IM JUST A PRISONER
このアルバムがキャンディの最高傑作で間違い無いだろう。全てが素晴らしい稀に見る名盤なのだ。
しかし既にレコードは廃盤でCDも発売されていない。
でも大丈夫。
The Complete Fame Recordings MastersこのCDでキャンディのFAMEレーベル時代の音源は全て聴けてしまうのだ。
I‘D RATHER BE AN OLD MANS
ARETHA FRANKLIN/YOUNG GIFTED AND BLACK
60年代末期から70年代中頃のアレサは凄かった。向かう所敵なしの快進撃だった。
このアルバムも凄いぞ。バーナードパーディとチャックレイニーのリズムセクションにコーネルデュプリーのギターだ。鍵盤はアレサとダニーハサウェイという凄い面子なのだ。
しかしいちばん凄いのはアレサのボーカルだ。彼女の歌声を超えれる楽器など存在しないのである。
ROCK STEADY
ETTA JAMES/ETTA IS BETTA THAN EVVAH!
アレサに対抗出来る女性シンガーはエタジェイムズしか無い。よしエタ出動だ!
もう儂はDJ気分でノリノリなのだ!
エタならこのアルバムかTELL MAMAがお勧めなのだ。よしチャックレイニーのぶっといベースが唸るこの曲でいこう!
Youtubeの劣悪音源ではほんまの凄さは伝わらないけど参考にしてや。
ONLY A FOOL
ANN PEEBLES/I CANT STAND THE RAIN
ハイサウンドの女性代表アンピープルズだ。
このハイサウンドが曲者なのだ。
このハイサウンドには取り憑かれたら、しばらくはこれしか聴けなくなるという中毒性がある。ハワードグライムスのシンプルで重たくて前ノリの軽快なドラムが中毒になるのだ。
聴けば解る。
DO I NEED YOU
GWEN McCRAE/ROCKIN CHAIR
次はマイアミのソウル女王グェンマックレーだ。マイアミまでサザンソウルに分類しても
良いのか儂は知らない。でもマイアミってジョージアよりもっと南やからええんちゃうの。
どうでもええけどこのアルバムが最高なのは間違い無いのだ。
MOVE ME BABY
JACKIE MOORE/MAKE ME FEEL LIKE A WOMAN
もう一人マイアミの素晴らしい女性シンガーを紹介しよう、ジャッキームーアだ。
「誰やねん?」と聞かないで欲しいのだ。
「儂知らんねん」としか答えようが無いのだ。
儂も学生時代にレコード屋で訳わからんまま買ったレコードなのだ。安かったからだ。
でもこれがめっちゃ良かったのよ。
MAKE ME FEEL LIKE A WOMAN
THE STAPLE SINGERS\RESPECT YOURSELF
泣く子も祈るステイプルシンガーズだ!
ゴスペルグループなので歌唱力は半端なく素晴らしいぞ!
父親と娘さんの親子バンドなのだ。
もうたまらんわ。
THIS WORLD
LAURA LEE/LOVE MORE THAN PRIDE
「ローラリーってノーザンソウルちゃうん?」という阿呆な質問は慎んで頂きたい。
このチェス盤こそ極上のサザンソウルなのだ。
儂はこのアルバム聴いてローラのアルバムを全部集めることにしたのである。だからとても偉いアルバムなのである。
LAURA LEE/IT AINT WHAT YOU DO
DENISE LA SALLE/ON THE LOOSE
サザンソウル女王デニスラサールのハイサウンド録音第二弾だ。1973年に発売されている。デニスとハイサウンドはとても相性が良い。デニスのアルバムは全て良いのだがハイサウンド好きにはたまらんアルバムなのだ。
A MAN SIZE JOB
MILLY JACKSON/CAUGHT UP
ミリージャクソン1974年発表の4作目にて大ヒットアルバム。
不倫がテーマのアルバムだ。儂は英語が全く駄目なのでちんぷんかんぷんだが、そんなこと抜きにしても素晴らしいアルバムなのだ。
ITS ALL OVER BUT THE SHOUTING
HERE IS BARBARA LYNN
ラストはバーバラリンだ。
1968年発表の3枚目のアルバム。
このアルバムは最高に素晴らしい。
学生時代に何の先入観も無く買ったのだが、とても気に入って聴いていた。
全ての曲が素晴らしい名盤です。
次回はサザンソウル男性ボーカル編です。
YOU LOSE A GOOD THING