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カウボーイのレコード

今回はカウボーイを紹介してみようと思う。
彼らはサザンロックバンドなのだが、カントリー色が非常に濃いのが大きな特徴でありスコットボイヤーとトミータルトンの双頭バンドである。
1970年デビューアルバム「REACH FOR THE SKY」を発表する。

この気の抜けたアルバムジャケはどうだ😭
しかし内容は素晴らしい極上のカントリーロックなのだ。カントリーロック好きにはお勧めなのだ。
商業的には失敗だったようで、このアルバムは現在では非常に入手が難しい。

RIP&SNORT

翌年1971年「5‘LL GETCHA TEN」を発表する。

このアルバムからレーベルマークがキャプリコーンになる。
ファーストはATCOレーベルのCAPRICORN RECOADS SERIESとして発売されていたのだ。

この素晴らしいアルバムには特別な曲が入っていた。「PLEASE BE WITH ME」だ。

素晴らしいドブロを弾いているのはデュアンオールマン。彼の最後のセッションワークとして有名な曲だ。エリッククラプトンが461オーシャンブルーバードでカヴァーしているのでご存知な方も多いだろうが、こちらがオリジナルだ。
素晴らしい内容にも関わらず商業的には失敗だったようでバンド活動は停止してしまう。
このアルバムは日本では1976年にビクターより発売されたのだが、EC人気に便乗してプリーズビーウィズミーのタイトルで発売されていた。

活動停止中BOYER&TALTONはバンドリーダーとしてグレッグオールマンのソロツアーに参加する。

THE GREGG ALLMAN TOUR

私がCOWBOY/BOYER&TALTONを知ったのはこのアルバムから。
そして入手したのがWHY OUT WHEN YOURE LOSINGという2枚組のレコード。
ファーストとセカンドをカップリングしたお得盤だった。

現在60才前後のサザロックファンにはこのアルバムは懐かしいだろう。この奇怪なジャケはインパクトがあるからきっと輸入レコード屋で見てるはず!

1975年3作目の「COWBOY/BOYER&TALTON」を発表する。



このアルバムが日本で初めて発売されたカウボーイの作品だった。
この作品はカウボーイと言うよりSCOTT BOYER&TOMMY TALTONのアルバムだな。
軽快でポップで洗練された演奏だ。鍵盤参加のチャックリーベルはやっぱり最高だわ。

PATCH&PAIN KILLER

COWBOY

1977年発表のラストアルバムだ。
カントリー色はますます後退しポップなサウンドに変身だ。1970年代末期の売れ筋のサウンド。レコード会社からのプレッシャーもあったのだろう。でも悪くないよ。

STRAIGHT INTO LOVE

最後に「T.TLTON/B.STEWART/J.SANDLIN」を紹介してみよう。

このアルバムはトニータルトンがセッションミュージシャンのビルステュワートとプロデューサーのジョニーサンドリンと結成したバンドだが実質的にはトニーのソロアルバムだ。
1976年発表。
これがしみじみとええんよ。
アラントゥーサンの曲だけど1曲聴いてみてね。

WORKING IN THE COAL MINE

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