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Zwift Duathlon League Season 7 Week6

今シーズン最終レース

長かったシーズン7もついに最終週。泣いても笑っても今日で終わりだ。出し切るしかない。今日は割とまともな時間で仕事を切り上げることができ、早めに晩飯を済ませていつものようにJETT Enjoy Home Rideでアップ。

先週と違って気温が爆上がりで昼間は20度くらいあった。夕方になって少し下がったとはいえ、Zwift小屋は17度くらいあった。これはエアコン必須だな(この時は後ほど訪れる魔の瞬間のことなど全く脳裏にない)。

Enjoy Home Rideは2.5倍だが、30分もこげば十分あったまってくる。気温は19度を超えてきたので今のうちにエアコン(実際はクーラー)をオン!そしていつものように5分前に離脱してスコットランドへ向かう。今日はまたバイク30分+ラン20分のフォーマットだ。

バイクコース

Zwift Insiderより

バイクコースは「City and the Sgurr」。グラスゴー市街のリードイン以外は上りと下りしかない地獄のようなループだ。周回部分は5.9km。しかもグラスゴー側の斜面はグラベルなので、またしてもバイク選択に悩むことになった。

Zwiftインサイダーの分析によると、通常のドラフトありのレースの場合はグラベルバイクが若干有利なものの、ドラフトなしのTTの場合はTTバイクの方が有利になってくるらしい。実際、今回も先遣隊で走ってくれたKazuPの情報では、グラベル区間で若干詰められるものの舗装区間でたちまち抜き返し、差をつけることができたとのこと。やはり最強TTバイクのCADEX Triで行くことにした。

スタート

いつものようにスタートは5倍以上で前も見ずに飛ばしまくる。市街地区間で先頭集団は皆TT。Gou脚のAzuさんがさっそく手を振ってブチ抜いていった。そしていよいよ上り区間へ。あとはもうギアブチ込んでひたすらダンシングで粘るだけである。

平均斜度はそんなに酷くない坂だが、ちょいちょい10%以上になるので、やはりスマトレの負荷を感じながら適切にギアを切り替えないといけない。そして下りでは
ガッツリ休む(とはいえなるべく3倍くらいはキープ)。まぁ結局あんまり休めない(あとでIntervalsを見るとゴリゴリW'balが削れて、ほとんど回復しないうちに次の上りが始まってる感じ)。

いつも前半千切られるけど後半巻き返すターゲットにしてるスペイン人(Manzanoくん)はグラベルに乗っていた。やはり最初の坂で千切られていたが、裏の坂でブチ抜き、また表で抜かれ、また裏で離し、、と繰り返してるうちに40秒ぐらい引き離すことができた。やはりTTは正解だったようだ。

今回は普段あまり見ない日本の方と抜きつ抜かれつの熾烈な争いになり、まったく気が抜けない展開になった。早く諦めてくれ〜と思いながら粘りに粘ったがついにどちらも折れることなく最後の坂に突入。最後数秒の意地の張り合いに負けてしまった・・・チクショー、ランでは絶対負けない!

バイクの成績は意外とよくて16.5km、165ポイント、TSS53、Intensity factor106とだいぶ頑張った。Toast…

ラン

コースは関係ないけど同じくスコットランドのLoch Loop。カントリー側の外周だ。今日はいつもの剛脚フランス人Julienが別の時間にしたようで、スタートリストにいない。TMRのGou脚Nomyさんも時間が合わなかったようだ。

いつものように10分のトランジションタイムにじっくり心拍を下げてウォーキングで脚をほぐしておく。20分ランなのでやはり3'55"で行けるとこまで行く作戦。

スタート

案の定先頭は3'40切りとかでぶっ飛ばして行ってしまった。あの域に達することなど、できる気がしない。とにかく淡々と耐える。いままでの週よりちょっとだけ楽に感じる。しかしそれも1キロ過ぎまで。そのあとはどんどんと地獄の深淵に落ちていく感じ。降りていく、降りていく、深淵へ〜〜〜

粘りに粘って4キロぐらいまではしっかり走れた。あと1キロ!一か八かで0.1kmマシマシする。当たり前だがさらにキツくなって、もうフォームを維持できずバラバラになってくる。ただトレミに走らされるモルモットだ。

あと2分切った!もう少し!もう少し!と思ったその刹那。

「バチン」(実際には音はしていない)

周囲が漆黒の闇につつまれ、すべてが停止した。

ブレーカー

「あっブレーカー落ちた」今まで2500キロ以上この環境で走ってきたが、一度もブレーカーが落ちたことはなかったので全く油断していた。しかし、冷静に考えると時速15.3km以上で、しかもクーラーを全開にして10分以上走り続けたのは今日が初めてである。

たぶん、最後に0.1km/h上げたあたりでモーター、クーラー、そして工場扇(もちろんこれもMax)の消費電力がついに閾値を超えてしまったのだろう。

しばらく暗闇のなかで呆然としていたが、まずは母屋に戻ってブレーカーの復旧。そしてデータがどうなったか確認しないといけない。当然Zwiftにはログが上がっていない。ただ、データフォルダには途中までの.fitファイルが残っていた。

まずはこのファイルを修復してストラバにあげればまだ可能性はある・・・と思ったが、よく考えるとこのデータも20分コンプリートしてない。またストラバからのデータアップの規定では「Stravaからダイレクトにアップすること。マニュアルエントリーは認めない」とある。詰んだ・・・

捨てる神あれば拾う神あり

これはランDNF扱いかな、とガックリしながらWTRLのサイトを見にいくとあにはからんや、途中までの記録でリザルトに載っているではないか・・・!!

当然、ラスト1〜2分が消えているのでその分低調に終わっているが、記録なしより全然良い。結果的にランの記録は4.68kmで234ポイント(ただし今後データの精査が行われて変動する可能性はある)、バイクと合わせて399ポイントと惜しくも400ポイントを逃したが、まぁ決して悪くはないし、自分としては最後に十分だし切れたので後悔はない。

シーズン7総括

そんなこんなであっという間に6週間の戦いが終わった。自身の総合結果は(今のところ)バイク123.97kmで1237ポイント、平均3.87W/kg。ランは26.483kmで1321ポイント、平均3'54"(自分でもびっくり)。総計2558ポイント。よく頑張った・・・

次シーズンは未定だが、5月〜6月頃に予定されているらしい。また五島前の調整とかぶるのが気になるが、またうまくやって参加したい。というか、今度はブレーカーが落ちないようにラン中はクーラー止めないといけないのか・・・(扇風機は止めるわけにはいかないし)参ったな・・・

次のイベントはリアルの板橋シティマラソンだ。Adios!!


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