【過酷😱】2024五島トライアスロン応援ツアー【最高😆】その①

Domitarou_Taiyaki

2024年6月25日 22:30

予定どおり2024五島トライアスロン（通称バラモンキング）の「応援」に行って来たので、いつものように詳しすぎるレポート。

経緯

昨年末にエントリーしたときは、もちろん出る気満々というか、出ない選択肢など微塵も考えてはいなかった。

しかしこれまでの紆余曲折を経て、今年は走らないことに決めた。自分の体調的には出てもたぶん問題なく完走できるだろうし、何ならそんなに悪くない成績も出せた気はする。

とは言え今はまだ「診断中」の身。嫁さんも「絶対やめて！もしものことがあったらどうすんの？」と言うし、それをひっくり返せるような材料はない。

3月の引退宣言以降も練習は続けてはいるものの、ロング走は一切やってないから、もう既に（完走ぐらいはできるとしても）まともな持久力は失われている。

だからと言って「じゃあ参加の皆さん頑張ってね～」と言う訳には行かなかった。もう支払ってしまったツアーで4人部屋を押さえているのに、途中で抜けるといろいろ迷惑を掛けてしまう。

まして楽しみにしていたネンイチの五島ツアーをみすみす逃すのは嫌だ。という事でここは気分をバチンと切り替えて、皆さんの応援に専念することにしたのだ。

そうと決まれば、もうバイクも梱包しなくていいし、練習やらテーパリングやら気にしなくてもいいし、気が楽な事この上ない(笑)。

応援グッズ

今回投入した秘密兵器がこちら。

いわゆるBluetoothスピーカーの親玉みたいなやつだ。出力30W、防水、24時間再生と抜群の仕様で一万円ちょいで買える。アフィリエイトはやってないので気になる方は気軽に踏んでください。

謎の中華ブランドならもっと高出力かつ低価格のもあったけど、サクラチェッカーに掛けたら「危険！」て出たからやっぱり安定のアンカーにした。

「運動中に聞くとアガるロック」を厳選してプレイリストを作り、これを置いてシャッフルでエンドレス爆音再生するのだ。

以前五島に出た時、確かバイク中のスペシャルニーズのあたりの地元応援団がデカいPA用スピーカーを持ち込んで爆音でロックを流してくれてて、スンゲー良い感じだったので、是非そういうことをやろうと思った訳。

首都圏近郊でマラソンをやる人は知ってると思うけど、マラソンのコース終盤に現れてロッキーのテーマ曲をひたすら流し続ける「ロッキーおじさん」という人が居る（居た？）。

彼はランナー界隈では非常に有名で、ある種「神」のように崇められている。塩対応で有名だったけど、私は塩対応をするつもりは毛頭ない。やるからには「徹底的に応援する」つもりだった。

この時は、まだそれ以上のことは考えていなかったが、のちにさらなる秘密兵器（大げさ）が加わることになる。

当日

ツアーは、今回も毎年お世話になっている「走る添乗員」でお馴染みハートフルツアーズさん。

昨年は「羽田発が早いと集合がしんどい」という理由で遅い便を選択したら、現地についてから例の「バイクが体育館にしか届かない問題」でバタバタする羽目になった。

今年はその反省で早い便を選択。しかしそうすると自分の場合、羽田行きのリムジンバスが出るたまプラ駅までのバスが全くない時間帯だ。しょうがないので荷物持ってママチャリで行って、駐輪場に停めとくことにした。なーに自転車数日置いとくぐらいどってことないでしょ（ここフラグね）。

21日金曜日。会社は有給（推奨日でもある）。朝3時半起床、4時半出発。荷物はいつものHUUBのトラバッグ。試合に出ないのに結構一杯で、だいぶ重い。

リムジンバスは「空きがあればその場で切符買っても乗れる」とのことだったが、念のため予約してある。スマホでWebサイトの予約確認画面からQRコードを見せて搭乗するシステムが導入されたようだ。

ところが、実際には係員の人が「目視で」スマホの画面と氏名を確認して「手書き」でバインダーに留めた「紙に印刷した乗客リスト」にチェックを付けるという極めてアナログな事をしていた。なんでやねん！！

羽田

まぁそれはさておき、無事に（だいぶ早めに）羽田第一ターミナルに着いた。また、一年ぶりだ。

昨年コロナ明けで久しぶりに羽田に来ていろんなものが急激に自動化・電子化されていてビックリしたんだよなぁ。インフォメーションディスプレイも巨大化する一方だし。

無事に同行のバラモン会のM上さんとKS石さんとも落ち合ってチケットを受け取る。彼らは荷物を預けるが、私はトラバッグ一個なので機内持ち込み。

その時はまだ雨は降りだしてなかったが、週末の予報は残念ながら金曜以外ほとんど雨だった。

まぁ四の五の言っててもはじまらない。まして自分は走らないから関係ないっちゃ関係ない。選手の皆さんご愁傷様です。

定刻に搭乗開始。

フライトは全くの安定で、予定通り長崎空港に着陸。関西から同じツアーに合流するJETTのRuiさんは、伊丹発で既に長崎港に着いているようだ。

他の参加者の皆さんと一緒にリムジンバスで1時間ほどでこちらも問題なく長崎港に到着。

長崎

また一年ぶりにツアコンの田端さんに再会。ジェットフォイルのチケットを受け取り、出港までの間に昼飯を。

いつもはジェットフォイル内で食べる用にコンビニで買いこんでいくのだが、さっきRuiさんが「チャンポン食ってます」と写真送ってきたのでみんなスイッチ入っちゃって「食いに行きますか？」

コンビニの裏辺りにこれまで知らなかった中華屋さんがあるのを発見。まだランチタイムではなかったけどチャンポンはOKということでありついた。

美味い！さすが本場だ〜😋と喜んで、欠食児童よろしくガツガツと瞬時に食べ終えた。

トラ屋をたくさん載せたジェットフォイルも定刻に出発。しかし例年に比べ明らかに席が空いている。

考えるに、例のバイクの体育館一括問題（宿に直送するの禁止）の煽りで、バイクを載せられないジェットフォイルを嫌って皆フェリーにしたのではないだろうか。

フェリーならバイクは載せられるし、長崎空港でレンタカー借りる手もあるから良いんだけど、五島まで4時間掛かっちゃうのがネックだ。

福江

順調に福江港に到着。明日からの悪天候が信じられないような好天。

五島に来るのももう6回目。自分的には第三の故郷珠洲に次ぐ第四の故郷だ（故郷多すぎ）。

とは言え、五島は福江島のうちレースで巡る島のごく一部しか行ったことがない。一応堂崎教会とかは行ったけど、ちゃんと観光したこともないから一度レースじゃなくてゆっくり泊まりに来たいものだ。

宿は毎度お馴染みみんな大好きカンパーナ。今年もお世話になります。

チェックインはまだだけど、ちゃーんとロビーに荷物置き場のブルーシートが用意されていて、預かってくれる。その間にさっさと選手登録に行く。

受付

ちなみに走らないけど選手登録だけはしておいて、当日朝にバイクラック付近に入れるようにしておこうという魂胆。五島はその辺ゆるゆるで、特に選手以外が入ったら怒られるとか、そう言う雰囲気はないけど。

特に問題なく受付をこなしてエキスポの冷やかし。いつものようにシーポの田中社長が来ているので挨拶。もう何度もお世話になっているのですっかり顔見知り状態。

社長は私がマレーシアのTシャツを着てるのを見て「コナ取れました？」ちょwww一発目にそれ聞きます？🤣

そしてバイクの話になって「シャドウすごいっすねー、あーこれが新型のバイパーッスかー」とか言ってたら「バイク何乗ってます？」ウッ😫「すんません、ついうっかりキャニオンを…」「そう！じゃそれ売ってこれに買い換えましょう！」「あははは…」いやー冷や汗三斗😅

そうだ！そう言えば社長はいつもあの一番苦しい坂のところで応援してくれてるから、動線とかよく知ってるはず。

聞いてみると、タイミングとか道とか、とても親身に教えてくれた。あーまた借りができちゃったよ…でもさすがにもうシーポはムリ。えっキャニオン売れば良いって？それだけは勘弁してください🙏

レンタカー

さて、では体育館からのバイク輸送へ。今回M上さんとKS石さんは公式の「体育館→各宿配送サービス」に申し込んでいるので「末石タクシー」のご利用はRuiさんのみ。

宿からはちょっと離れてるトヨタレンタカーに歩いて行って予約していたルーミーを借り出す。

このルーミー、クルマ好き的な視点で言うと全く食指が動かない、ハッキリ言って「ワッソどうでもいい車種」なのだが、乗ってみて愕然とするほど良くできていてびっくりした。

燃費は良いし室内は広いしリアシートは格納できて荷室バリバリ広がるしスライドドアは自動で閉まるし各種センサーやらオート何ちゃらは大抵付いてるし見切りが良くて運転しやすいし割と静かだし…

正直「ただの移動手段」と割り切ったら全然アリじゃね？とか思ってしまった。最近のクルマすごいな。

投宿

無事Ruiさんのバイクを宿に送り届け、その間にチェックインも済んでようやく部屋に落ち着いた。皆さんは大広間でバイクの組み立て。やっぱり例年に比べバイクの数が圧倒的に少ない…

選手リストを見るとAが600人台と、いつもの900人規模からするとかなりの減り方だ。珠洲ほどじゃないとは言え、大丈夫かなあ。

でもやっぱりアイアンマンが復活したから、自分みたいにバカスカロングに出るアホでなければ普通は北海道出るなら五島は辞めとくか、てなるわなあ…

今年は選手通過のタイミングが非常に重要になるから、コース図を見ていつどう移動するかのシミュレーションをしておく。

そして配布物にこれまたお馴染みの地元小学生のみなさんの応援メッセージ。今年気になったのはこちら。

たい焼き

「はんえいどのたいやき」ってなんだ？！たい焼きと聞いたら黙ってられないぞ。早速調べてみたら「繁栄堂」だった！地図で見ると、おっ割と近いな。これは行くしかない！

ここの名物が「白いたい焼き」だったのだが、残念ながら売り切れ。そこでみなさんの分も含めて普通のたい焼きを四つ買って帰った。

やっぱりオヤツにはたい焼きだよねえ（ちなみに私がTaiyakiを名乗ってるのはたい焼きが好きだから、ではありません）

お店の人には、かくかくしかじかで地元の小学生が教えてくれたんですよ、とお伝えしたらとても喜んでくれた。良かったよかった。

その後は午後5時開始（今年は遅いな）の開会式および選手説明会まで宿でマターリ。

開会式

例のアナウンサーのハイテンションがまた聞けた。今年もフィニッシュゲートで「バラモンキング」コールを続けるんだろうな…ありゃほんと大変だと思うの。

今年のアトラクションは、いつも富江のスタート地点で太鼓の演奏してくれてる皆さん。

太鼓は、良いものだ…🥹「明日は天候が良ければまた富江会場で皆さんに聞いていただけると思います」って…フラグ立てるなよー😭

しかし、いつも通り五島ではスイムができない場合どうする、と言う説明が一切なかった。みんなで「これじゃ第一ランの準備もできないし、どうするんだろうね？」と言っていた。

この時はまだ「大雨くらいならスイムはやるショ」と思っていた…

開会式も終わり、さてメシ食いに行きますかと外へ出ると「スエさん、ほらあの女の人JETTの人？」「えっどこどこ？あっホンマや！」

JETTer捕獲！

大阪のt◯m◯k◯さん（伏せ字だから誰だか全然わからないでしょ？）、いつも水曜エンジョイに出てくれているそうだ。イイネ！

上背がすごいと思ったら元バレー選手とのこと！そしてこのスペシャルペイントのシャドウが眩しい！！

後でプロフの写真見て「あーっこの人かーッ」てなって、調べたらあちこちの大会でエイジ優勝している！！Gou...😳

いやしかしこうして広がるJETTの輪。嬉しいことです☺️リーダーも~~草葉の陰で~~喜んでいるでしょう。

そして晩飯は頼りになる我らがツアコンM上さんが発見したホテルのすぐ裏の居酒屋（むしろ何故今まで知らなかった？）へ。

これが結構な穴場で、みんなでうまい美味いと騒ぎながら海の幸を堪能。こんな近くにいい店があったとは…東大モトクロスだなあ。

またしても1日目で5,000文字突破しちゃった。テヘ（テヘじゃねえよ！）

つづく

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