【イエロービーコン】JETT 100km Endurance Ride (C)
水曜Enjoy Ride Red→Enjoy Ride Yellow→金曜Base Ride (C) Yellowと、次第に難易度の高いビーコンを経験してきている。
今回は日曜恒例の100キロEndurance RideのCカテでお馴染みのBucciが外ライドの予定なので、ついにお鉢が回ってきた。
普通の人はそもそも自転車で100キロ走ること自体信じられない領域だろうし、ましてインドアのローラー台に何時間も乗りっぱなしで100キロというのは頭のおかしい話なのだろうな、と思う。
でもこれが毎週やってるといつの間にか「普通」になってしまう。しかも毎度チャットでバカバカしい話をしてゲラゲラ笑ってるうちにいつの間にか終わる。そしていつの間にか持久力が爆上がりしているというわけだ。
最初のころはいつもかなりの「決意」をして日曜の朝を迎えていたが、最近は「はいはい今週も頑張りましょうね」というくらいの気分で臨むことができる。
しかし、イエロービーコンとなるとそれはそれでしっかりと事前準備をしておかないといけない。
まず、コースの把握。上りの開始位置、斜度や距離、KOMやスプリントセグメントのスタート位置やゲート位置、周回なら一周の距離や周回数などなど。
基本的なことは参加者が把握していれば良いことだが、ちょいちょい質問されたりもするし、そう言う情報を適切に提供して参加者に安心してライドしてもらえるように配慮するのもイエローの仕事だ。
ただ、今回はコースが「みんな大好き」伝説のド平坦、もう何周したかわからないほど走った「Tempus Fugit」だったのであまり問題はなかった。
このルートは、2019年頃のアップデートで追加された砂漠のコースで、ダウンタウンから抜け出てぐるりと砂漠を走る一周17.3キロのレイアウトになっている。
ド平坦だから単調かというとそうでもなく、割といい感じに途中の景色がコロコロ変わり、洞窟のオアシスでちょっとした起伏を超えて終点近くの街を抜けると丸い折り返しに至る。
アップダウンに影響されずにワークアウトをこなしたいとか、FTPテストをするときなどにも有用ということもあって、Tempus Fugitはたちまち人気コースになった。いつ走りに行ってもここはたくさんのZwifterでいっぱいだ。
100キロライドの場合は、2.4kmのリードインも含めて約6周弱となる。セグメントは序盤のFuego Flatsのスプリント(500m)と、帰路のFuego Flats Reverse(7.1km)である。
そんなようなことも含みつつ、事前にライドの説明用の口上を準備しておく。メモアプリで日本語と英語を併記したものを書いておき、当日はそれをMac上でコピーしてデバイス間コピペでiPhoneのコンパニオンにペーストする。
朝は3時起きでゆっくり朝食などして体勢を整え、水や補給食をしっかり準備。今回はウォームアップも含め150キロ乗ってから30キロブリックランをやる予定なので多めに持って行く。
前回の学習でERGモードが大変に有用である(出力キープに頭を使わなくて良い)ことがわかったので今回もウォームアップの段階からオンにしておく。
バイクは最近ガレージに追加された、どうやら平地最強と思われるCanyon Aeroad CFR 2024にこれまた最強エアロ仕様のDT swiss Arc100 Dicut Discで。
Endurance RideのCカテは、2.5倍〜2.9倍の範囲で進行するので、イエローは2.7倍設定で行く。私の場合これは170W。キリが良いのでSarisのアプリで設定しやすい。
いつものことながらアップの段階でこのワットで踏むと割としんどい感じがして、これで100キロ走るのかとゾッとするのだが、何度もやってきてるので大丈夫と言いきかせる。しかし、以前FTPが3倍くらいしかなかった頃だったら、無理だっただろうな・・・
今回も(天気も良かったのに)お客様はCカテでも75人くらいログインしてくれた。ありがたい。そして全くフェンスを使うことなく、ほとんどのライダーが粛々と集団にまとまって進行してくれた。素晴らしい・・・
セグメントは最初の通過以外のFuego Flatsでスプリントを実施。ここは私の場合、脚が完全にフレッシュで、集団効果とアイテムを駆使して血管切れそうなぐらいガチ踏みするとごく稀に30秒を切れることがあった(最近は無理)。
今回の参加者でも30秒を切ったのが3名、うち一名は29秒切りという素晴らしい結果だった。ちなみにJETT随一の超強力スプリンター、JIは27秒ぐらいで😳ずっと15倍以上出している。脚おかしいよね🤣
あとは「KOM(2%笑)に気をつけろよ〜」などと冗談をカマしつつ前後に目配りしながら淡々と周回をこなす。
半分くらいをすぎたところで、明らかにいつもより腹が減っていることに気づいた。やはりリーディングで「脳」を酷使するため、エネルギー使用量が普段よりだいぶ多いようだ。
たしかにいつもならほとんど「脳死状態」で踏んでいればいいのだが、リーディングしてるとそうはいかないからね。いつものライドリーダー達に改めて感謝。
そんなこんなで無事6周目も折り返し、あとは最後の1キロフリーライドだけ。フリーは本当にフリーなので、ミニレースしたい人は猛プッシュするし、流して終わりたい人はそのままで良い。イエローは2.7倍キープで(ライドリーダーによっては最後一緒にプッシュしたりする)。
実はライドリーダーにはライド終了後もお仕事があって、Facebookにライドレポートを上げることになっている。今日はBカテをリードしたTsuがライド後に外出しないといけないので私がレポートを書くことになっていた。
が、ウォームアップで25キロ走っていたので150キロまではあと25キロ。しょうがないのでアフターやりながらレポート書いた。慌ててたのでいろいろ不備のあるレポートになってしまった(ごめんなさい)・・・
で、ERGは170Wのまま125キロまで積んでからランに切り替え。このところずっと毎週200キロまで積んでいる超GOUのYagu達をファンビューして気を紛らわせながら頑張る。
が、いつも彼らが200キロに到達してもこっちは終わらないから終盤キツいことになっていたのだが、今週はなんとYaguが一人300キロ(8時間)まで伸ばしていた😱のでこっちが先に終了することに・・・どないなっとんねん🤯
どうもやはりJETTにはおかしすぎる人がいっぱい居るので、自分が普通に思えて仕方がないんだよなぁ・・・🤪
こちらもブリックランを終えて無事、死亡!夕方まで廃人のようになって過ごした。寝ころがっていてもしんどい。
しばらく低迷していたFitness(=CTL)が99まで戻ってきた。Formに気をつけて、懲りずにまた頑張りましょう。
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