「家から出れない」のではなく「家から出なくて良い」
在宅ワークを通して素の自分に戻っている気がする。
もちろん、事業が停滞して収益が落ちる期間としては問題なんだけど、在宅ワークが推奨される期間としては貴重な時間に感じる。
「家から出れない」のではなく「家から出なくて良い」、「いつまで続くんだろう」というより「いつ終わってしまうんだろう」と思ってしまう。
そういえば、子供のころ、友達に会うより家で家族と過ごす方が好きだった。
修学旅行は2泊3日じゃなくて、1泊2日になればいいのにって思っていた。
<在宅ワークになって減ったこと>
移動時間
人の目を気にしたり、人と比べたりすること
休日にどこに行こうと考えること
<在宅ワークになって増えたこと>
ストレッチやヨガで体をほぐす
いつもできていないところの掃除をする
家族と連絡をとる
料理をする
映画を見る
本を読む
英語の勉強をする
豆苗を育てる
在宅ワークになって、ストレスを感じる人、体調を崩す人がいる一方で、調子が良いと感じる人もいるのではないかと思う。
私は、会社に行くことが苦じゃないし、人と話すことが好きだと思っていた。
でも、いざ在宅ワークが始まると意外にもほとんどストレスを感じなかった。
話す必要がある人とはWEB会議で話せる。
対面の会議だと笑顔でいたり、真剣に話を聞いている雰囲気を出したりしなきゃと思うけど、画面越しだと淡々と参加できる。
そんな会議には参加しなくていいのかもしれないけど。
今のところZOOM飲みをしたいという欲もない。
もともと飲み会はそんなに好きじゃないし、大勢で集まることは好きじゃないんだということに気づく。
本当に話したい人がいたら、電話をかけて1対1で話したい。
大勢でだらだら話すとしたら家族かな。
今までいかに自分の時間を犠牲にしていたのかということを感じる。
出社したり客先訪問をしたりすると、仕事をしている気になるけど、そもそも1日8時間も仕事をしていなかったんだんじゃないかと思う。
本当は興味がないことは停滞するけど、本当に興味があることはそんなに停滞しない。
働き方を変えると、自分の時間はもっと増やせそうな気がする。
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