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キッズダンサーの育成に力を入れている理由

2019年の出生数がとうとう90万人を下回ったそうです。

私は団塊の世代の子供なので、同級生が溢れ返ってた世代でした。

同世代には様々な人間がいました。人間としての種類、全て見てきた気がする(笑)

中学生の頃、三国志を読めば全ての人間の性質が理解できる!と言われて読みましたが、何の事はない、既にこの目で全てと言って良いほどの人間の性質の種類を学校で見ておりました(笑)

三国志並みに学校には階級があり、強い奴、賢い奴、腹黒い奴…ほとんど見てました(笑)

それほど僕の世代は子供が溢れかえっていました。

しかし今後はどんどんキッズダンサーの数が減っていくのは自明の理。

スタジオ運営として利益を考えるなら

ターゲットをキッズダンサーメインにした運営は先細りが決まってる。やり続ける意味は少ない。


しかーし!

それでも私がキッズダンサー育成に尽力し続ける!と決めた事には理由があるんです。

今日はこのテーマについて話して行こうと思います。


●まず私の見解を先に掲げておきます。

はい!ドン!

目先の利益より、ダンスを深く広く、そして長く伝える事が、将来の利益になる。

これに尽きると思っています。

18歳以上のダンサーを育てる事。これはこれで凄くやり甲斐のある事です。

身体もある程度出来上がっていて、飲み込みも早い。

そして何より成長スピードは非常に早い。

でも!私はキッズダンサー育成の方に時間を割く割合を増やす事に決めました。

理由は最後に言います。


ダンスは一生ゴールに辿り着けないモノ、そして…

生涯掛けて挑むゲームだと思っています。

その辿り着く事のないゴールに出来るだけ近づくようにするには、可能な限り長い年月を掛けて教える事が大事。

キッズダンサー達は確かにまだ身体が出来上がっていない子が多く、理解能力も低い子も大人に比べると多い。

同じくらい伸ばすならキッズダンサーより18歳〜25歳くらいのダンサーの方が早く成長すると思います。

しか〜し、ここで私は悩みました。

育成してきた子達の成長した距離を、ただ単純に合計した数字が私がやってきた価値の大きさになるのか?と…

なんか違う気がしてきたんですよ。

それって日本のヒップホップシーンと関係あんの?

って…

そして、自分が尽力した事が、本当に日本のヒップホップシーンに貢献出来る事は何なんだ?て考えました。

それで出た答えが。

キッズダンサーの育成

だったんです。

自分が懸けてきた時間、労力が一番日本のヒップホップシーンに突き刺さる方法は

深く広くそして

"長く"伝える事だと思ったんです。

は?どうゆう事?ですよね?(笑)
もう少し気長に聞いてください。


3年前の44歳の時にキッズ入門クラス(チビッコクラス)を始めました。

以前のnoteにも、このクラスの大変さは書きました。読んでない人は是非呼んでください(笑)

涙!涙!の珍道中日記です(笑)

RPGの最高傑作。ドラゴンクエストにも負けないRPGになっております(笑)

キッズ入門クラスを始めた理由…それは。

チビッコダンサーがダンスに興味持って一番最初に出会う"所"から始めよう!

でした。

深く。広く。そして長く。

教えることの出来るようにする事が、日本のヒップホップシーンへの貢献に繋がるんじゃないかな?と…

そして少子化で人数が減るから、利益見込めないから、キッズダンサー育成の方に尽力する事を辞めよう!より

もっともっとキッズダンサー育成に時間を掛けてやれば

トップダンサーがもっともっと産まれて、ダンサーって職業が野球やサッカーに負けない憧れの仕事!て思って貰えるんじゃないか?

と考えたんです。

そんな沢山のトップダンサーを育てるなんて出来るの?(笑)

私の残りの人生考えた時、これは間に合わないな〜て思ったりもしたんですよ?正直(笑)

でもね!でもね!

私には弟子達、生徒達が沢山いるやん?って思ったんです。

私が志し半ばで踊れなくなったとしても

その子達が私の意思を継いで、その先を紡いでくれるに違いない!

少子化なんて数字だけの話なんかに負けず、ダンスシーンがもっとバズるように邁進する方が楽しそう。

そしたら逆にもっと可能性のあるシーンになるやん!

て思ってキッズダンサー育成をメインにやる事に決めました。

まとめます。

これから10年先、20年先のダンスシーンを支えていくのは

絶対今のキッズダンサー、チビッコダンサーです。

どれだけ子供達が少なくなろうが、沢山のスタジオがそこに力を注ぐ事を辞めた時から日本のヒップホップシーンは衰退して行くと思っています。

目先の利益よりシーンをもっと太くする事を今から考えて行動しないと、この日本のヒップホップシーンそのものが小さくなってしまう

目先の利益を考えすぎて、この日本のヒップホップシーンの裾野を広げて、支える事を俺は辞めない。と決めました。

なかなか根性必要でしたけど(笑)


私が70歳、80歳になった時、日本のヒップホップシーンが、どれだけ大きくなってるか?を楽しみに…

頑張ります🔥


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