【読書記録#6】『厨房の哲学者』
朝の情報番組、「羽鳥慎一モーニングショー」で紹介されていたので購入。
著者の脇屋友詞さんが、中学生からお父さんに命じられた形で中華料理店で働くことになり、そこから中華料理の道を究めるという内容のエッセイ。
多くの人は、自分の夢や職業について、なりたいと思ったものを志していく。実際なれるかどうかはさておき、自分の意志でなりたいものまでの道筋を決めていく。だから若いうちはどんなものにでもなれる、そんなことを考えてしまう。
しかし脇屋さんは違った。易学者(簡単に言うと占い師みた