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X100Fで撮る暗闇

前回の投稿から時間が空いてしまいました。

年またぎでドタバタがあり、なかなか忙しかったんですがやっとこさ落ち着いてきました。

先日知り合いが開催してるクラブイベントに久しぶりに遊びに行ってきたんです。実に2年ぶり。

最初はホントにただお酒飲んで、ヒョコヒョコと踊って楽しむつもりだったんですが、まぁそれはそれ、いつのまにかカメラ持って行こうとしてたんです。以前はよくイベントで撮影に入ってたこともあり、もうこれは癖みたいなもんです。ただ、今回は特に撮影を依頼されていたわけじゃなかったので、あまり本格的なカメラ装備で行っても自分がドン引きするんで、X100Fだけ持って遊びに行ってきました。

使うのは内蔵フラッシュのみ。以前ならストロボを離れたところに配置してリモートでのシンクロ撮影してたんですが、今回はX100Fのみなので、内蔵フラッシュの直当てだけです。

難しいのはピント。ほぼ真っ暗な箱なので、DJにもお客さんにもピント取るのが一苦労するんです。どっちも動いてるし。だからピント合わせるときは人物ではなく、DJだったら手元の機材のわずかな光や、お客さんだったら天井で少し光ってるライトの方などを基準にします。被写界深度をイメージしながら目と同じ位置に当たるであろう光にピントを合わせて撮影します。AF補助光もたまに使います。だからあまり開けっ放しの絞りは使いにくいんですよ。だいたいズレちゃうから。

そんなこんなで撮影できた写真をいくつか載せておきます。

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ISOは高めで、4000〜10000あたり。FUJIFILMの高感度処理はいい感じに粒状ノイズが入るんでモノクロにした時の仕上がりがとてもいいんですよね。

シャッター速度を1秒〜1.6秒あたりに設定して後幕シンクロで撮ると機材やライトの光をニョロニョロって伸ばせるから面白い仕上がりになります。ただほぼノーファインダーなので、慣れが必要になります。でもなんだか「踊ってる感」が出るからこの撮影方法はクラブイベント向きだと思います。

ストロボを離れたところに置いてからのリモート撮影だともっと面白い画が撮れるんですが、今回はそこまで用意してなかったのでそれはまたいつか。

ではでは、また。X100Fで撮る暗闇のお話でした。

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