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高校生がアプリで人をつなぐ!?制服のおさがり文化

鹿児島県の種子島中央高校に通っている高校2年生の2人組の活動を紹介します。

制服の従来からあるおさがり文化、制服等を提供してくれる人と譲ってもらいたい人の仲介を誰かが担うスマホアプリで実現。NoCordでアプリを作成できるGlideを使用し,アプリの構築費用をクラウドファンディングで調達。

掲載されていた記事
https://camp-fire.jp/projects/view/355638

紹介する高校生の住む種子島では、親戚や知り合いからおさがりを譲ってもらう習慣が根強くあります。しかし、男女やサイズの違いなどで体型に合わないなどの問題もあります。また、種子島はIターンやJAXA関係、短期留学制度で転校してくる子どもたちが少なくないです。そのような人たちは地域との関わりが少ないためおさがりをもらうことが困難で、高額な制服を揃えなければならないことになります。一方、卒業生には、不要となった制服等の処分に困ることがあり、その中には、まだ使用可能な物も多くあります。

現に私たちも先輩からのおさがりを利用しています。私たちの場合は、知り合いが多く自分の体型に合った制服を譲り受けることができました。しかし、友達の中にはサイズが合わない制服を着ている人もいます。また、体型が変化したけれど買い替えられずそのままの人もいます。そのため、卒業生の不要となった制服等を気軽に譲ってもらえる機会を作りたいと考えました。
その方法として、卒業生から不要となったものを一括して集め保管し、必要とする人たちが取りに行くということを考えました。しかし、保管場所や管理者の問題があり、現実的ではないと思いました。そこで、制服等を提供してくれる人と譲ってもらいたい人の仲介を誰かが担う方法を構築していけば良いのではないかと考えました。その仲介をする人は、一回だけでなく持続的に行わなければなりません。そこで、アプリを通して提供してくれる人と受け取りたい人を繋ぐ機会を作ろうと考えました。

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