今日の縄文ポップアート CAFE GATI編
仙台市に住む自分がなぜ直線距離で50km以上も離れた宮城県登米市にあるCAFE GATIで個展をやると決めたのか?その話は15〜6年前と23年前までさかのぼります。
CAFE GATIとの出会いは15〜6年前
今から15〜6年前(2007年か2008年)の秋か冬に当時関わっていたフリーペーパーの取材同行で初めてCAFE GATIに訪れます。県道沿いにある田舎には似合わない(失礼!)不思議な形の建物にまず驚かされましたが、店内に入りお店から見える一面田んぼの景色にさらに驚きました!
その時に「夏に来て緑の海原」「秋に来て黄金にそまる海原」を見に来たい!と素直に思いました(稲が風で揺れる姿を自分は海原と呼びます)さらに本棚には様々な写真集や美術書、洋書がおいてありそのセンスにも驚かされました(Beautiful Losersがあったのを鮮明に覚えています)
自分は見学として同行したのでオーナーのSくんとは二言三言話した程度でした。
後に先輩の自転車屋や東北大学のエコ系シンポジウムなどで2〜3度会いましたがその時も二言三言話した程度、東日本大震災以降は全く接点がないまま時は過ぎ去りました。
小山康博
彼との出会いは2000年前後、自分がグラフィック・デザインをしていた
お店「BRONX SOUL WEAR」でした。墨と筆でどこにもないオリジナルの英語書体を描く墨絵師で、Tシャツはあっという間に大人気になりました。
2008年にお店が閉店し、それ以降は連絡を取ることもなくお互いインスタグラム で活動状況を知っていた程度でしたが、2022年に明らかに画風が変わったことに驚きました。
今年の2月CAFE GATIで個展を開催することをインスタグラムで知りますが、自分自身様々な理由で動くことを止めていた時期だったのと、病気の影響で車が運転できないので、車が無いとGATIに行くことが出来ないと勝手に決めつけていました(後に近くの登米総合支所行きバスがあることを知ります)今思えば失礼なことだけど、個展後に行けなかった謝りをメッセージで送り久しぶりに繋がります。縄文ポップアートも見ていてくれて凄く良いと励ましてくれました。そこから紙の種類やインクなど画材についてのやりとりをするようになります。
そして6月28日、彼は縄文ポップアートの個展をGATIでやるべきだ!と思い立ち電話をくれました。この一本の電話が僕の人生を変えます。
二日後、6月30日には彼がGATIに行きオーナーと事前打ち合わせ。
7月4日には自宅に来てくれて縄文ポップアートや今までやってきたグラフィック・デザインを見てもらい二人で個展の方向性を決めます。
7月9日は小山氏と一緒にGATIに行きオーナーSくんと十数年振りに再会し打ち合わせをして会期が決定。と物凄いスビードで事が運んでいきます。
CAFE GATI
ランチタイムの混雑が終わるとカフェはまったりモード。とにかくゆったりとした気持ち良い時間が流れていきます。初めて食べたスパイスチキンカレーとガティカレーのあいがけは自分史上一番美味しいスパイスカレーに決定!スパイスカレーなのにバランスが良い甘み、この甘みがスパイシーすぎるのが苦手な人でも美味しく食べられる秘訣と見た。カレー好きの方はぜひGATIのカレーを食べてみてください!土日や平日でも混雑した日はランチタイムでカレーが売切れる場合があるので、確実に食べたい方はお早めに!
色々話をしたり外のテラスでまったりしたりと、ほぼ一日中居てしまった。それぐらいGATIは居心地が良く、自分の個展以上にまずGATIというお店、美味しいカレーとこの最高の景色を皆に知ってもらいたい、そう素直に思いました。
そして小山氏もSくんもビックリするスピードでポスター・フライヤーが完成!あとは個展まで作品作りをするのみとなりました。
こうして20年以上前から繋がるご縁で、渦巻を描いている夢を見てからたった半年で個展を開催することが決定しました。小山氏とSくん、GATIのスタッフには本当に心から感謝します、ありがとうございました。
そして想像を超えた奇跡のような出会い、偶然、再会など、気温以上に熱い熱い夏が始まるとはこの時まだ知る由もなかったのです。
WEBショップでアートがご購入できます
縄文ポップアートをWEBでご購入できるようにしました。作品は随時追加していきますので、覗きにきてください。質問などございましたらコメントなどでご遠慮なくお問い合わせください。
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