「自己犠牲の美学」「奴隷根性」を捨てる事が女性のエンパワーメント

先日私がとても良いと思っているフェミニストの方のインスタライブを観ていた時に、彼女が「残業したくない、どうしたら残業しなくても済むようになるんですかね?」と言っていたので「断ったら良いんじゃないんですか?断ったらどうなるんですか?」と私は書き込みました。それに対し彼女は「断ったら干されますよ。。。きっと。。。」と発言していました。私は「え?干された人見たことあるんですか?ってか、それで干されたら完全パワハラでアウトじゃん。それ訴えられる案件ですよ」って思ったんだけれど、普段から意識高くフェミの活動も積極的にやられている活動家(本人的にはそう言う立ち位置ではないかもしれないけれど)でさえ自己犠牲にした「奴隷根性」を強く持っておられる事に、物凄い違和感を感じました。
そもそも「会社」は男性より体力が劣る女性が実質働けない状況になっており、そうやって奴隷根性でもって会社の要望を受け入れることが出産など「無理の効かない」女性の社会進出を益々難しくしている事をフェミニストなら何でわからないんだ!と叫びたい気持ちでした。
先日も息子がバイト先で「友達が急にクビになった」と言うので理由を聞くと、彼はバイトが一緒にバイトをやっている友達より先に終わったので、敷地内でまだ終わっていない友達を待っていたら「そこにいてはダメ」と言われたらしい。そこで反論したら「君、そんなルールも守れないなら明日からもう来なくて良いからね」となったらしいです。それに対して息子も「反論したあいつが悪い」と言い、クビになった本人も「反論しなければ良かった。俺が悪い。」となったらしいです。
私は「お前ら何なんだ!その奴隷根性!!!」と怒りがこみ上げてきました。10代の若者ですら既にこの「自己犠牲の上に成り立つ社会」を形成する1コマになっている事、生まれた時からその様に教育されその「奴隷」である自分に気付いていない事に対して非常に苛立ち、日本の変えるべき教育はここにある、今後も反骨精神を持つ若者の育成に邁進したいと強く心に誓ったのでした。

もしあなたが「フェミニスト」ならば「自己犠牲の美学」である「奴隷根性」をまずあなた自身が捨てる事です。

その事についてこちらの記事を出していただいていますのでお読みください。→  パートナーのトランジションで知った自分の中の男女差別

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