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三年振りの

パスタです。
美容院が済んでお腹が空いてタリーズで食べました。
実に三年振りです。
食事制限してから体重激減させて三年、
本当に何も食べてなかったです。
1人分も食べれなくて。
今?2人分食べてますけど。

こうやって、書いた文章を読み返して
推敲していると彼もこうやって言葉を
綴っていたのかと思います。
「1日に一行でも書ければいい」と
生前、彼は私に教えてくれました。
その当時は作家ってそんな物なの?
って感じていましたが、
改めて文章を読み返して行くとどれほどに 
考えて練って出した一言なのか
そう読んでいくと言葉の重みを感じます。
言葉にどれだけの力があってそれを理解して操る。
並の感性じゃできないです。

ルッキズムに嫌気がさして、自分で自分を壊して来た私ですが
彼が居たらもっと違っていたと思います。
彼は昔の私の方が好きだったし、私も判っていました。

そして彼のいない世界になって私はある意味やけになっているのかしれません、
もういない。
それは会えないよりも大きくて取り返しのつかない事で
後悔する事ばかりです。

何もかも変えたい。彼のいない世界で私が生きて行かなくてはならないために。
外でパスタだって食べますよ。
電アシ自転車だって転びそうになっても乗りますよ。
ヘルメットはするし、保険も入ったけど。
彼は遠くて近くに居る気がしてきました。
訃報を聴いた時は、遠くにいた事や闘病の事を
知らなかったことをとても悔やみ
自分を責めて泣くばかりでしたが
死から二ヶ月を経て、前には進んで無いけど
何かが変わってきています。
取り返しのつかない事実だけど。
いないけど、何処かに居る。
見上げた空のうえだったり、
人の心の中だったり、
いつも一緒なんだと思える様になって
前は物質的に遠かったけど今は心の中で繋がっている
そう確信しています。

彼こと津原泰水との話はこちららどうぞ。

こちらで10月5日からずっと書いていました。





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