さあ、勝ち続ける作家になろう①
そもそもハンドメイド作家って何をしているの?
私はネットショップでマクラメ雑貨、ペット用品、ビーズアクセサリーを販売しているハンドメイド作家です。
現在、インスタグラムにてハンドメイドに関するノウハウや様々な情報を発信しています。
この記事を読んでくださっている方の中には、ハンドメイドを始めたばかりでまだ右も左もわからないまま運用している方や今後ハンドメイド作家として活動していきたい方もいるかと思います。
まずは、ハンドメイド作家としての業務をご紹介いたします。
ハンドメイド作家はほとんどの方がひとりで活動し、ひとりですべての業務を行っていると思います。
私もその一人です。
商品の制作
商品の管理
販売サイト制作
集客のためのSNS活動
お客様との関係性作り
発送業務
商品購入後、商品発送の際のお客様へお連絡
お問い合わせの対応
など、ざっと業務を上げただけでもこれだけ多くの行程があり、そのほかにも名前のつかない些細な作業が沢山あります。
これだけの作業をこなすだけではなく、利益が出るよう戦略立てて販売していかなければなりません。
さらに、売り上げを上げようとすればするほど、この業務は増えていき、時間に追われることになります。
しかし一度軌道に乗ってさえしまえば、外注したり、作業工程を減らしたりと少しずつ時間に余裕が出来ます。
その後事業を広げるも良し、ハンドメイド作家としてさらに成長するもよしです!
と、ここで、
ここまで読んでいただいた皆様に、
1つ残酷な事実をお知らせしなくてはなりません。
実はハンドメイドの世界では
ほぼ8割の作家が赤字のままハンドメイドをやめてしまうのです。
それだけ続けていくことが難しい世界であり、
それだけの人が辞めても、未だハンドメイド作家の量が増え続けているのは
ライバルも多いということ。
その中で続けていけるのか、
理想の売り上げ目標までたどり着くことはできるのか
その差は知識と努力の量と言えます。
ハンドメイド作家は一人で活動をする孤独なビジネスだからこそ
継続は難しく、努力や学び続けることの難易度も高いです。
自分の作ったものが誰かの手に渡るということ
この記事をよんでくださっているということは
ハンドメイドに興味がありモノづくりが好きな方だと思います。
今までは自分で作って自分で使っていたものに、誰かが価値を感じお金を支払い、感謝して使ってくれるということは本当に素晴らしいことです。
さらに普通のお店や企業のサービスでは、お店そのものにファンがつきますが、ハンドメイド販売ではあなた自身にファンがつきます。
あなたの商品に
あなたの心遣いに
あなたのセンスに
好意を持って応援したいと思ってくれるのです。
それは他には代えがたい経験です。
ハンドメイド作家としての働き方
私はハンドメイド作家として、ネットショップを三店舗運用しています。
主軸となるサイト、そうでないサイトとありますが三店舗の運用には結構時間を割いています。
「忙しくない」とは言えませんが、私にとっては最高の働き方なんです。
挫折からハンドメイドを選択
私は動物関係の専門学校を卒業し、ペットショップに就職しました。
結果として1年で退職してしまいました。
理由は「人間関係」です。
入社したペットショップは人手不足で、私は入社半年で担当責任者になりました。
しかし、学生のころからペットショップでバイトしていた私はある程度業務についても効率よくこなし、店長との関係も良好でした。
その後、新しく入社した方と仕事をするようになり、中々仕事を覚えてもらえず何度も同じ指示を出し、その人の出勤の翌日にクレームの対処をする日々になり、どんどん自分が疲弊していくのが分かりました。
その人のミスの後処理や休日の連絡に追われ、休みがない状態が続き、
あの頃の私は人に優しくすることができていなかったと思います。
そして、尊敬していた店長も店をやめてしまい、いよいよ頼りがなくなったときに、私の部下が取り返しのつかないミスをしてしまいました。
さらには、あろうことかそのミスを隠すための嘘もついており、私はその人の顔が見れなくなってしまいました。
その人と同じ空間にいたくない、その人と顔を合わせたくなくなった私はすぐに会社を退職を決意しました。
今思い返すと、もっとうまく私が教えていたら、もっとうまく行動できていたらと思うことばかりです。
しかしそのころの私は
朝は7時半に家を出て、帰りは21時半。
職場では顔を合わせたくないほどの人がいて、尊敬する店長もやめてしまい、恋人は休日に仕事の連絡をし余裕のない私に愛想が尽き、降られました。
とにかく踏んだり蹴ったりだったんです。
正直、今思い出すとさすがにそのころの恋人は冷た過ぎるのでは?と思いますがそのおかげで今があると思うとクソくらえですね(笑)
その経験から自分は誰かと一緒に働くということ、
決められた業務をこなすということは得意ではないな、と気づき
誰にも指図されず、人と関わることの少ないハンドメイドを選びました。
ハンドメイドを通じて気づけた自分のこと
社会人として働き、様々な人と接するうえで、自分は人間が嫌いなのだと思っていました。
しかしハンドメイドをはじめ、様々な人に支えられながら生きているんだと実感することができました。
ハンドメイドを始めたときはサイトに商品を上げても
もちろん誰からも買ってもらえず、ただただ孤独と苦悩の日々でした。
そんな時、親戚や友人の支えがあったから前を向き続けることができました。
私自身友達はすごく少ないほうで、親戚とのかかわりもそこまで多くない方で、一人っ子の母子家庭で育っているので、誰かから支えられているという意識がすごく低かったんです。
少し活動を続けると購入者からのあたたかいお言葉もいただけるようになり
ハンドメイドを始めることで人ってこんなに優しいんだと気づくことができました。
だからこそ私自身も人に優しくできるようになり、ハンドメイドは私を大きく成長させてくれました。
現在、ハンドメイド作家様への支援をしている中でも、沢山ご相談いただき感謝をされることがとっても嬉しいし自分が困っていた時、支えがあったからここまで来られたのだと思うと、皆様のことも支えていきたいと思います。
ハンドメイド作家として生きる現実
人に対する感謝や周りからの支えがあったとしても実際ハンドメイド作家になり、夢半ばで辞めていってしまう方はとっても多いです。
何故なら、現実とても厳しい世界なんです。
誰でもできるわけではないし、学校で教えてもらったわけでもないので、その学びは自発的に行動し続けなければなりません。
さらにハンドメイド作家に求められるスキルは1つや2つではなく
様々な方向で努力が必要になり、効率的に努力していかなければあまりにも時間が足りません。
一度販売できる作家になったとしても
それがまぐれだったり
努力を途中で怠るとすぐに売れなくなってしまいます。
売れ続ける作家であるために、
効率的に努力する方法を次の章で具体的にお話していきます。
・今からハンドメイド作家になろうと考えている方
・ハンドメイドを始めたはいいけど何をすればいいかわからない方
・商品のコンセプトやアイデアが思いつかない方
・SNSでの集客がうまくいかない方
にとても役立つ内容になっており、今日からできる具体的な施策を
お話しておりますのでぜひ読んでいただけると嬉しいです!
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