劣化するから良い

ドールの何に魅力を感じるんだろう。
考え事をしているときにふと関係ないことを思いつく。

なぜ自分がドールに惹かれるのか紐解いたときに、全ては「儚さに美しさを見出すから」ということに気づいてしまった。


世の中の一切のものは常に移り変わり永遠不変のものはない=無常こそが美しさと捉え、

消滅したり変化したりせずに永遠に存在する=常住は興味を惹かれる存在ではない。


無常観こそ自分のテーマの中にあって、今まで好きだったモノも作品もそこに繋がってしまうことに気づいた。

自分の中ではドールは劣化するからこそ美しいのかもしれない。

黄変しない、劣化しない、丈夫が求められる時代に何も共感しなかったのはこのせいだ。

難しい世界。

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