見出し画像

曇天の森の花と虫@いつもの森

今日はどうやら曇りらしい。
これから下り坂になり週末は雨になるとか。
雨の風情は好きなのだが、虫が飛ばない。
ということで今日は虫に会いに行こうと思った。
で、最初に出会ったのが、、、

光る毛虫、笑 でも絵になっている

朝はまだ日が差していて希望がもてる。
夏によく回るコースにしようと決めた。

倒木の風景

なんだか面白い風景が倒木の上にあった。
虫じゃないけど、べつにかまわない。
まだ3月、目覚めたといえさほど虫がいるわけじゃない。

蜘蛛の巣をかかえて
ゆりかごに揺られて クスサン(大型の蛾の蛹)
目の前で誘われて

突然ソウシチョウの群れが目の前を横切る。
その一話がこれでもかというほど近くに止まったので撮るしかない。
これでノートリミング。
水の抜かれた池はいまだ水はたまらず。
いつかみたシデコブシは一輪も咲かず、そしていつもの枯れ立木の上にはショウジョウバカマ。

水のない池の立木に咲く
新芽のうれしい季節です。
今週の垂れ野ばら

さてこれといって撮るもののないまま尾根をつたいシデコブシの谷にむかう。重い曇空になってきたが、花はなんとかなるだろう。

今週もサカキの花がライトだ
シデコブシも順調
晴れのシデコブシ
コバノミツバツツジの芽はもうすこし
尾根沿いの光の強いところでは咲いていた。微妙に虫

シデコブシの谷のコツバメポイントで粘ったがコツバメは飛ばず。そのかわりといってはなんだが、ビロードツリアブがやたらホバリングしている。

ビロードツリアブ

やっと虫がでた。
さすがに曇りでは蝶も飛ばないかなと諦めかけたとき、日が差してきた。
2周目でコツバメポイントへ行ったがうはり飛ばず。
でも、今季初のミヤマセセリにあうことができた。

やhり会うと嬉しい
あまり活発ではなく、いつもと違い静止画は取りやすいミヤマセセリ

ミヤマセセリに満足して帰ろうとしたら、コツバメが飛んだ。

実は、今年こそコツバメの飛翔を撮りたいと思って、新兵器を仕込んできた。って、カメラを変えたときからその機能はあったのだが、使ったことがなかったのだ。
それは「プロキャプチャー」という、シャッターを押す前の画像も記録しているというスーパー機能。
つまりね、あ、今、飛んだ、と思ってからシャターを押していては遅いのです。反射的に押してもほぼ遅れる。で、シャッター半押しで飛ぶのを待って飛んだ瞬間にシャッターを切ると普通は遅れて何も写ってないのだけど、シャッターを押す前の半押しのときの映像も記録してくれるって機能なの。

で、コツバメってのは止まると絶対に羽を広げない。羽の裏も綺麗なんだけどワンパターンになってしまう。実は内側(表翅)もブルーで綺麗なんだけど、写すことができない。
それで、プロキャプチャーを利用して飛翔写真をとれば表も撮れるのではないかという算段なのだ。

実際につかってみた。
半押しのまま息を潜ませて飛び立つ瞬間を待つ。待つ。ま、、、、つ、、、
・・全然飛び立たない。飛び立つ瞬間を逃すまいとじっと集中しているから、気配を悟られず蝶も飛ばないのだ。
だんだん息苦しくなり倒れそうになる。
集中を切らすとシャッターを切れない。
かといって集中していると蝶が飛ばない。
蝶を飛ばそうとして余計な動きをすると今度はカメラごとブレる。
機能はすごいのだが、なんて忍耐のいる撮影なんだ。ということを思い知る。

静止画からの
プロキャプチャー

あれ、内側が写ってないし、^^;

静止画からの
プロキャプチャー ぶれてるし
プロキャプチャー う〜ん表のタイミングなんだけど、いまいちだしorz

実際はなんどもトライしているのだけど、結局うまくいかなかった。
また次回トライだな。

モンキチョウはうまくいった
きれいなベニシジミ
玉ごけ?ちがうかな?

駐車場までもどり、最後にいつものキタテハをみて帰ろうかなと思ったのだが、キタテハがいない。かわりになんだか別の蝶が飛び立った。なんだなんだ、と思ったものの飛んで行ってしまったのでは仕方ない。
あきらめて車に戻ると、車のまんまえに、、、、なんと綺麗なヒオドシチョウがいるではないか。背景がなさけないが仕方ない。

今年のヒオドシチョウ

本日出会った蝶は、、、、(写真にとらなかったのもふくめ)
ミヤマセセリ、コツバメ、テングチョウ、ルリタテハ、キチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ルリシジミ(のようなしじみ)、ベニシジミ、ヒオドシチョウ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?