朝日のなかで微笑んで@いつもの森
朝7時30分、いつもの森の駐車場にたっていた。
朝の斜光は可視化され、草木からは白い吐息がわきたっている。
ほんの少し冷たい空気は刺激的で気持ちいい。
とくに目的はない。いやしいていえば既に咲いているときいたオヤマボクチかな。でもとりあえず、朝の光に溶けていたいという身体の声のままに森の底を歩こう。
車で移動し別の沢の上流にあるオヤマボクチを目指す。
咲いた写真が紹介されてから既に日がたっている。
オヤマボクチの花の命はいかほどだろう。
知りもしないけど、調べもせずととりあえず向かってみる。
枯れていたら枯れていたでいいじゃないか。
だんだん、色彩が薄れる寂しい季節になっていく。
色がなくなるまえの最後に燃えるような彩を楽しみにしよう。
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