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他人と関わる上での最低限のルール

最近、実はあるアニメにハマってまして、呪術廻戦って知ってますかね。このアニメに出てくる、伏黒恵っていうイケメンの男の子が言っていたセリフが、僕の行動の本質と一緒だなと、思ったので、今回は人との関わり方についてお話しします。

伏黒恵が、どんなことを言ったのかっていうと、いじめをしているヤンキーに対して

「他人と関わる上での最低限のルール、分かるか?」
「私はあなたを殺しません。あなたも私を殺さないでください、だ」

要は何が言いたいのかというと、

僕はあなたに危害を加えないなんだから、あなたも相手に危害を加えないでください、っていう意味なんですよ。

これって、他人と接するときの本質だし、これを守っていればぶつかったりすれ違うことってないはずなんですよね。

これは誰に対しても、守らなければいけない考え方なんですよ。

例え、親だろうが、兄弟姉妹だろうが、親友だろうが、恋人だろうが、誰だろうが、相手に自分の考え方や、価値観を押し付けないことが大切なんですよね。

でも悲しいことに人間って自分が正しいと思いがちなので、相手によく押し付けてしまうんですよ。

「それ違くない?」
「こうした方が良いって」
「それ間違ってるから」
「なんでそんなことするの?」
「社会人なんだから、こうするべきなんだよ」

よく言いがちですよね。

どんなに正しいことを言っても、人間関係、もしくは幸せになるためには間違った行動なんですよね。

だって他人の権利を侵害する権利は、誰にもないはずですからね。

日常の会話でこうゆう発言をしがちな人は気を付けた方が良いんですよね。だってこんなこと言う人って、結構な確率で人と揉めているはずだし、少なからず恨みを買っていると思います。考えを押し付けるってことは、相手を否定しているのと変わらないですからね。

「あなたは間違っている。私が正しい。だからそれは違う」

って言っているのと変わらないんですよ。つまり考えや価値観の押し付けはただの暴言です。

僕は基本的に、相手に考えを押し付けることはしないようにしています。

正直、相手の行動や言動をみていて、

「あ、それ違うなぁ...」

「こうした方が良いのになぁ...」

「こうすればもっと得なのに...」

とかは思うことがあります。でもそれは口に出さないです。

だって相手の行動を変えさせるなんて失礼なこと、僕にはできないと思っていますから。

他人の考えや行動に対して口を出せるなんて、僕には到底できません。

だから相手が僕に意見を求めてきたときのみ、言うようにしています。

それまでは、あえて口を出さない。

なぜなら、相手の行動も考えも全て尊重するからです。

もちろん僕に迷惑がかかるなら別ですよ。

ただ誰にも迷惑をかけていないことなら、相手のことは認めてあげましょう。

何をしていても、良いと思います。

「これ、やろうと思うんだけどどう思う?」って聞かれたら、

「良いじゃん、やってみたら」

「仕事辞めようと思うんだけど、どうかな?」って聞かれても

「やめた後のことを考えているなら、良いじゃん。」

互いの行動を認めると言うことは、相手の人格を受け入れると言うことだと考えます。

相手の人格を受け入れると、相手の個性も尊重できるので、多様な視点が生まれます。話し合いをすると、お互いの意見を尊重しつつ、お互いの考えをぶつけ合うから、どちらかが折れるとか、どちらかが意見を押し通そうと言う話し合いにはならないんですよね。むしろ、お互いの意見をぶつけてみて、「もっと良い案はないかな」と探し始めるんですよ。つまり、アイディアの相乗効果が生まれて、新しい発想へとたどり着くことができるんですね。僕はこれをイノベーションだと思っています。まさに、7つの習慣でいう、「第3の案」と言う物です。

この「第3の案」が生まれる関係性ができると、ものすごく居心地が良いんです。

今までの自分だけでは、到底たどり着けなかったステージに登れるので、人としても成長した感覚が味わえます。

ぜひみなさんも、相手を尊重する気持ちを大事にしてみてください。

「私はあなたに危害は加えません。だからあなたも私に危害を加えないでください」

お互いのことを侵害しない、お互いを認め合うことを大切に人と付き合ってみてください。

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