ネガティブなことを人にぶつけるとやばいぐらい損をするから、気をつけた方がいいよ
▼音声を聴きながら読むと、理解しやすいかも
今日はネガティブな感情を人にぶつけることの弊害ですね。
これね結論から言います。
「存在否定」されます。
もっと具体的にいうと、「あぁいなくなって良かった」って親しい人から言われます。
怖い話ですよね。
でもここは知識として知っておくと回避できます。
まず、相手にぶつけるネガティブって何かとういうと、
「怒り」とか「憎しみ」とか「悪口」とかですよね。
これを人にぶつけると僕らって、例外なく不幸になります。
どんなふうに不幸になるのか、僕の経験からお話しすると、僕は本業治療家なんですよ。
人の身体を治す仕事ですね。
なので、病院で働く事が多いです。
病院で働くから、当然人の最期に立ち会うことも多いです。
今まで2500人以上患者さんを治療してきましたが、亡くなった方は何人いたかな、覚えていないけど、なん10人かはいた気がします。
その亡くなった人たちの中で、当然ひどい人もいました。
自分の思い通りにならないと
「おい、早くしろよ。いつまでチンタラやってんだよ」
隣をちょっと早く通っただけで
「待てよ、テメェ今わざとぶつかっただろ。土下座しろよ」
みたいなことを言ってくる人もいます。
ちなみにこれ僕の実体験です。
当たり屋みたいでしょ。
身体が思い通りに動かないからって、傲慢になって太々しい人間になっちゃう人って少なくないんですよね。
さて、ここで問題ですが、こうゆう人たちが最期を迎える時、一体どうなると思いますか?
これね、身内とか親しい人たちから「ようやくいなくなった。あぁよかった」って言われるんですよ。
「〇〇さんが亡くなりました」
「ようやく亡くなったんですか。あぁよかった。もう関わりたくないんで勝手に燃やしてください」
「いやいや、そうゆうわけにいかないので、引き取りに来てもらえますか?」
「顔も見たくないので、燃えるゴミで捨てても良いですから」
って言われて、音信不通になったっていうね。
これ実際の話です。
やばいでしょ?
つまりネガティブを人にばら撒く人って、いなくなった後にみんなから「あぁよかった」って言われちゃうんですよ。
自分の人生の最期でそんなふうに言われるって悲しすぎるじゃないですか。
ここで「じゃあポジティブになりましょう」って言って終わると、つまんないので、このネガティブについて掘り下げますね。
僕らって、そもそもネガティブなものに反応しやすいんですよ。
これなんかっていうと、「扁桃体」と呼ばれる脳の中のアラーム機能が作動して、身体を動かそうとするからなんですね。
例えば、動物園に行って、ライオンの折りの前に行ったら、折りが急に壊れて、ライオンが飛び出してきたとするじゃないですか。
その時、僕らって、
「ハッ」ってなって、ビクッてしますよね。
あの時に瞬時に僕らの体は、逃げるのか、戦うのかを選択して動ける様に、脳が瞬時に働くんですよ。
これが「扁桃体」の働きです。
繊細さんで有名な、HSPさんがすぐに反応しちゃうところですね。
この時僕らの脳には、「このままいたらやられる!」って瞬時にネガティブな思考になるんですね。
つまり僕らって、そもそも反射的に脳が、ネガティブな思考をするようにできているんですよ。
生き残るために必要だからね。
だから、他人に対してもネガティブな見方をしがちなのは仕方ないんですね。
だって反射的に、「あれはやばいやつ」「あれはダメなやつ」って判断して損失回避をしようとするから。
でも僕らには、論理的思考というものがあるんですよ。
これは脳の「前頭前野」という部分で行うんですけど、
「これはこうだからこうだよね」
という思考のことですね。
僕らって論理的に物事を考える事ができるから、理性を働かせれば、違う側面で物事を見ることもできるんですよ。
難しいですよね、大丈夫、きちんと分解して話します。
例えば、仕事ができない部下がいます。
その子が仕事でミスをしてきました。
「おい、お前何回間違えるんだよ!何度も言ってるだろ」
怒ります。
これが扁桃体の作用ですよね。
ネガティブを人にぶつけるっていうね。
これは言っていることは正しいけど、嫌われます。とゆうか部下から恨まれます。
でもここで視点を変えて見るんですよ。
「また間違えたのか。逆にこっちの仕事を今度お願いしても良いかな?」
これが「前頭前野」による、論理的思考です。
つまり、これは苦手だと分かったから、別の仕事を降ったら、ひょっとしたら上手くいくかなって考えたんですよね。
こうすると、少なくても部下から恨まれることはなさそうでしょ?
こうゆうことなんですよね。
ちなみに僕らってネガティブな思考をすると、ネガティブなことを考えると、もしくはぶつけられると、物理的に思考能力も身体能力も落ちます。
例えば、想像して欲しいんですけど、僕とあなた、僕の話をこれだけ聞いてくれているから、多分ちょっとは仲良くなれていますよね。
例えば、僕と実際に街であったら、お話ししてくださいね。
「こんにちわ、千葉からきた佐藤です」みたいに自己紹介してくれますよね?
でも武闘館に立って、3000人の前で、自己紹介してください、って言われたら、なかなか大変そうじゃないですか?
「こ、こ、こんにちわ」
みたいに震えそうでしょ?
これって
「変だと思われたらどうしよう」とか
「気持ち悪いとか言われたらどうしよう」とか
ネガティブなことを考えてしまうからなんですよ。
でもこれって変ですよね。
だって「こんにちわ」って別に難しくないですよ。
自己紹介も自分のことを話すだけですよ。
つまり必要な身体能力は同じはずなのに、僕らってネガティブな思考をすると、当たり前のこともできなくなる、という風にできているんですよ。
だからネガティブな思考や、ネガティブな言動、ネガティブなことを相手からぶつけられると、僕らっていうのは、物理的に身体能力も、思考能力も落ちるんですね。
だからネガティブは良くないんですよ。
ここまではわかりますよね。
じゃあどうしたら良いのか?
ここからが大事な話です。
どうやってこれを解決していくのかを話します。
僕らって自然とネガティブな思考になるということはもうわかりましたね。
反射的にネガティブな思考になりやすいんです。
つまり何も考えていない人ほど、反射的に人の悪口を言いがちなんですよ。
そしてネガティブを人にぶつけると、人の人生は間違いなく不幸になるんですよね。
ここまではわかりましたよね。
じゃあどうするのか。
僕らには「前頭前野」を使う、論理的思考があるから、論理的に物事を考えれば、別の見方ができるようになるんですよね。
つまり論理的思考を使って、見方を変えれば良いんですよ。
でもここから大事な話ね。
見方ってそう簡単に変えられますか?っていうことです。
よくさ、ダメな上司とかの例で
「やる気出せよ」とか
「こうやって考えないとダメだろうが」
みたいにいう人がいますが、こうゆう上司ははっきり言ってバカです。
「やる気出せよ」って
「はい、やる気出しました」
ってできないですよね。
なんでかっていうと、僕らって変化するには時間がかかるからなんですよ。
思考って、筋トレと一緒で、ちょっとずつ負荷をかけて練習をしないと変わらないんですよ。
僕らって、人間は何かのきっかけで「パッと」変わるみたいな感じで思っていますけど、それはにないです。
これは断言します。
そんな魔法のような方法はありません。
確かに大きな出来事とか、きっかけになってちょっと考え方が変わる時もありますけど、そこから人の思考を変えるには、その変わった思考を繰り返し、考えないとその人自身の考え方なんて変わらないんですよね。
だから、反射的にネガティブな思考になる人や、ネガティブを相手にぶつけちゃう人は、論理的に良いことを考えるように、練習をしないと変われないんですよ。
お母さんとかでさ、子供に対して
「あんたまた30点なんてとってきたの?」
って怒るだけだと、反発して子供から嫌われちゃうから、ここで論理的思考が生きるんですよ。
「あんた、また30点なんてとってきたの?でも30点ってことは伸びろが70点もあるよね」
みたいにするんですよ。
バカみたいですけど、これがめっちゃ大事なんですよ。
無理やりでも良いし、苦しい言い方でも良いから、ネガティブをポジティブな視点で捉えて見るんですね。
これをクセづけると、悪いことに対しても
「でもこうゆう風に考えたら良いかもね」
みたいに見れるんですよ。
こうやって物事に対して、別の見方ができる、つまり多角的な視点を持つと、問題解決能力が上がるので、ぜひね論理的思考の練習をしてみたら良いのかなと思いますね。
思考の練習が大事ですからね。
ちなみに相手にネガティブな感情をぶつける人は「老害」と呼ばれる、人に迷惑をかける人になるので、マジで気をつけてくださいね。
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