見出し画像

読奏劇<制作話5>

●Dream Stage -読奏劇-とは?<制作話>
キャッチコピーは『パブリックドメインとなった国内外の名作を、音楽のMusic Videoのように演出するライブ配信・朗読劇』。
[Official Web Site]https://dreamline.link/dream_stage
[YouTube]https://www.youtube.com/channel/UCqtv2T_19o9eIB4ynYqejAg

2020年8-11月に配信された第1回「読奏劇」についての制作話を不定期に投稿致します。皆様から頂いている様々なリクエストに対する回答もところどころに盛り込んでいければと思っています。

★制作話 #5 (目安:2分30秒)

 キャスティングに関しては、生配信トーク中に実際にお話した事や、インタビューで公開されている内容をベースに書きたいと思います。キャスティングで一番最初にお話をさせて頂いたお二方のうち、もうお一方は崎山つばささんです。崎山さんへは最初から「走れメロス」を読んで頂けないか?とお伝えしました。逆に言うと、「走れメロス」でNGであったら諦めようとも思っていました。何故かと問われると文章で表現する事が難しいのですが、きっとフィットするだろうという勘でした。

そして、このオファーに対してお返事を頂いた時の第一声は
「知っていましたか?」でした。
「・・・??何がですか??」そんなお返事をした記憶があります。

 詳細を聞いてみますと、どうやらオファーのご連絡をさせて頂いた前日に、崎山さんがWEB番組に出演しており「走れメロスのような作品を読みたい」とお話しされていたそう。「(昨夜の番組を観て走れメロスの件を)知っていましたか?」という質問でした。そして、番組を観ていなかった私が「?」となったというやりとりでした。当時制作チーム内でも、そんな偶然があるのか!?という話で大変盛り上がりましたが、その時の様子はこちらにも掲載されています。

●崎山つばさが表現する『走れメロス』は大人の味わい
https://enterstage.jp/interview/2020/08/015229.html

 「走れメロス」を制作しているある時、鎌田さんからは「MVを超えて映画のような作品になりそうだ」というお話がありました。そう、配信を視聴して頂いた方は気が付いていたかもしれませんが、崎山さんは映像中もはや台本を置いていました。そして、本を読んでいなかっただけでなく合成編集で3人の崎山さんが1画面に同時に登場していました。現在本編は配信されていませんが、そのようなやりとりの末に完成した映像のダイジェスト版がこちらです。

●「走れメロス」<ダイジェスト>

※現在、本編配信サービスは終了しています。

 この企画は、コロナが落ち着いたらBlu-rayやDVDを作って写真展と同時開催をしたいね、という話も出ていました。その為に、Blu-rayで耐えられる画質で映像も撮っており、写真展が開催できるように写真も撮影させて頂いています。視聴者の皆様からパッケージ化の要望や写真展の要望を拝見しており、背中を押して頂いている実感はあります。現状は、構想にはあるとだけお伝えさせてください。

#6へ続く。
羽田野嘉洋(Dreamline inc.)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?