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10万円講座:キャリア官僚の読書術、速読術、ソフトスキル

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キャリア官僚のなってからの多忙が故に、磨き上げた読書術、速読術、ソフトスキルを紹介します。2日間で10万5000円したフォトリーディングの内容も記載。 東京大学、早稲田大学、京…
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#速読術

19限目:行政書士試験の勉強法(読書術・速読術の活用)

本日は、最近、脚光を集める行政書士の試験の解説をしたいと思います。 合格するための勉強は、社会人として役立つものばかりで、読書術・速読術を活用できる内容になっています。 どのぐらい人気なの? 日本でのコロナ感染の初確認は、2020年1月15日でした。 2020年(令和2年)の行政書士試験の受験者数は、41,681人でしたが、2021年(令和3年)は、47,870人になり、約15%増加しています(合格率は、10.7%→11.2%になっています)。 2022年(令和4年

16限目:久々の地方の大学生向けの講義(速読術講座)

久々に、長崎の大学に行って2日間(2022年6月14日、15日)にわたる速読術、東南アジアの講義をしました。 熱心な学生の方ばかりで15日は丸一日中キャンパスにいましたが、傍にいる学生から質問を始終あり、目をつぶって休憩する時間が全くありませんでした。2泊3日の長崎滞在とはいえ、充実した時間でした。 12人の学生に聞いてみたところ、1日あたりスマホを見ていたり利用している時間が、5~10時間でした。 ほとんどの学生が、意識的にスマホを活用するのではなく、スマホの奴隷状態

15限目:地方の大学生向けの講義(速読術講座のフォローアップ)「おもしろい人」の会話の公式

ご無沙汰しております。桐島です。 最近、仕事が忙しかったため、ブログの更新が疎かになっていました。 しかし、一段落して、久々に更新していこうと思います。 2022年6/12と13の2日間に渡って、4/18、5/2に開催した読書会のフォローアップを、それぞれの日程6名ずつでしました(過去のイベント詳細は以下の11限目です) そこでは、以下のコメントがあり、驚きました。 講座を聞いただけで終わってしまう人が多い、というのが世の常ですが、Aさんは、スピード感を持って実践してく

14限目:地方の大学生向けの講義(お笑い入門、「おもろい人とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある♪」紳竜の研究、ウケる技術)

ご無沙汰です。さて、今回のお題は「お笑い」です。(笑) 桐島は、東京出身ですが、大学中に華麗なる関西留学を果たしました。 私が通った京都の大学は、大阪人比率が約半分でした。 東京出身の私は、偏見の塊でした。 それは「関西人はみんな、おもろい」「ボケ、ツッコミは会話の基本で、会話には絶対オチが必要」という偏見でした。 しかし、結論から言えば、関西人には、おもしろい人もいるし、おもしろくない人もいるというのが事実でした。(いまから思えば当たり前) しかし、私は、おもしろ

12限目:地方の大学生向けの講義(トビタテ!留学JAPANの今後を考える)「大学は何処へ」

一昨日、無事、トビタテ!留学JAPAN向けの講座が終了しました。 準備に沢山の時間がかかりましたが、結果として、参加者全員から「大変満足」という100%の高評価をいただき、やりがいを嚙み締めました。 今回、機会を与えて下さったトビタテ事務局の方、そして参加者の方に、この場を借りて、感謝申し上げます♪ さて、前回11限で、3冊を手に取って速読をしましたが、今回「大学は何処へ(吉見俊哉)」を精読しました。 理由は、私が、以前から日本の教育に強い関心を持っていて、 この本の帯

9限目:地方の大学生向けの講義(立花隆の速読術、シントピカル読書)

表題のキャベツの葉っぱみたいな図は何かわかりましたか? 正解は、 All roads do lead to Rome(すべての道はローマに通ず) の地図です。 同じように、『全ての速読術本は、「本を読む本」に通ず』と言っても過言ではありません。 そんな話を3限でしました。 さて、「本を読む本」に出てきた、4つのレベル思い出せるでしょうか? 正解は、以下の4つです。 ④「シントピカル読書」を前提とした②「点検読書」をする際の様子 さて、本日は④「シントピカル読書」を前

8限目:地方の大学生向けの講義(オシャレの法則)「最速でおしゃれに見せる方法」「おしゃれが苦手でもセンスよく見える」「ユニクロ9割で超速オシャレ」

おはようございます。皇居ランをして筋肉痛の桐島です。 緊急事態宣言下でも出来る息抜きとは?⇒「読書」です(*´▽`*) 今回は、前回の7限目の続きです。 桐島の問題意識(オシャレでない、、、(´;ω;`))私は、社会人になってから、オシャレをしたという実感がないまま、ここまで来てしまいました。十分その自覚はありました。 しかし、最近、職場の同期から「そろそろ中堅職員だから、オシャレにも気をつけた方が良い」と忠告(アドバイス w)を受けました。 そこで、今回は本に頼りた

7限目:地方の大学生向けの講義(探求型読書)

ご無沙汰です。桐島です。 さて、本日は、前回の1~6限の速読術・フォトリーディングの講座に引き続き、読書術になります。 その名も「探求型読書」です。 読書の正攻法で、私が「思考の読書」と呼んでいたものと重なっているため紹介します。 そういえば、最近、学校教育では、新たな学習方法として「探求学習」や「アクティブ・ラーニング」が実践されています。 「探求学習」=生徒が自ら課題を設定し、その課題の解決に向けて情報を収集、整理し、分析する一連のプロセス、です。 そういえば、

6限目:地方の大学生向けの講義(フォトリーディング、ソフトスキル向上、思考の読書、速読術)

前回の5限目に続いて、最終回の6限目です。ビジネスパーソンの桐島です。 さて、1限目に、日本の現代の教育は、デジタル化時代に対応していない、オワコンだ!と指摘しました。 しかし、一方で、読書はこの時代にこそ有用であり、読書の仕方を身に着けることが、ますます必要不可欠なソフトスキルです。 アメリカ留学中に、大学院でソフトスキルを鍛える授業を取れと言われて驚きました(詳しくは3限目で紹介済)( ゚Д゚) アメリカの大学(学部)を卒業した人からしたら、”That makes

5限目:地方の大学生向けの講義(フォトリーディング、ソフトスキル向上、思考の読書、速読術)

それでは、前回の4限に続いて、本日はStep3,4,5に移りたいと思います。 桐島です。 さて、フォトリーディングの5つのStepの中では、Step1,2が一番重要ですので、疎かにしないで下さい。 Step1~5を再掲すると、以下の通りです。 Step3,4,5の解説に入る前に、読書に際して集中力を高める方法があります。 イメージ図は以下の通りです。これは、読書に限らず、何か目の前のことに集中する時に使うのに最適な方法です。ずばり、「ミカン集中法」です。 ミカン集中法プ

4限目:地方の大学生向けの講義(フォトリーディング、ソフトスキル向上、思考の読書、速読術)

前回の3限に続きます。桐島です♪ いよいよ「フォトリーディング」の手法を解説します。 フォトリーディングには5つのステップがあります。 Step1:準備(1分)=最初に「本を読む目的」を決める。 Step2:予習(2~3分)=目次をチェック、Step1の目的と本が合致しているのか?その本を読み進めるのか?と確認する。 Step3:フォトリーディング=本のページを一定のペースでめくる。 Step4:復習(8分)=本の中身を簡単に調査し、気になる言葉(トリガーワード)を抜き出す

3限目:地方の大学生向けの講義(ソフトスキル向上、思考の読書、速読術)

前回の2限目に続きます。桐島です。 デジタル時代に自分の価値を高める「思考の読書」の続きです。 これを実践することで「地方大学出身者を、地方の担い手にする!」というのが目標です。 さて、4年間で400冊の読書の「量」をこなした私ですが、「質」への転換が出来ていなかったことに気付いたのは、国家公務員になってからでした。 まず、入省してから、能力が高くなかったため、1年目は、睡眠時間が6時間を切るほど忙しい日々で、休日も平日に残った仕事をしていました。 そのため、大好きな本を

2限目:地方の大学生向けの講義(ソフトスキル向上、思考の読書、速読術)

前回に続き、地方大学生向けの講義です。桐島です。 前回の内容は、地方大学の学生は、このままでは地方の担い手になれない、というものでした。 理由は、地方の大学(特に国公立)こそ、工業化時代の授業内容のまま止まっていて、デジタル化時代の教育内容にアップデートされていない傾向があるためです(地方の大学の先生は、海外経験も少なかったり、他の地域での経験が無かったりと、最新の時代のトレンドを追えていない感あり)。 デジタル化時代の教育には、知識習得ではなく、探求学習が必要です。

1限目:地方の大学生向けの講義(ソフトスキル向上、思考の読書、速読術)

最近、地方大学への出張講義・ゼミを手掛けることを画策中の桐島です。 今回は、大学生向けの内容です。 私がいま実行したいのは、地方大学の大学生のソフトスキルを高めることです。以下に少しばかり、問題意識を書きます。 桐島の問題意識: 2011年3月11日の震災により、地方創生やコミュニティ創造が盛り上がりました。2014年9月には、第2次安倍内閣において、「地方創生」が発表されてました。※地方創生=東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力アップの政策