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コーヒーブレイク

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コーヒーブレイクの記事を集めました♪
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#岸田政権

コーヒーブレイク24回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part11(法律措置、予算措置、経産省の紹介)

22回目の続きになります。 問題 第二次岸田政権のどのような政策が、大きな政府の経済政策(=財政拡張政策、統制経済)に当たるでしょうか? 答え いくつかありますが、1つ目は半導体支援です。 1.半導体支援 まずは、日経新聞の記事を引用します。 半導体支援政策の作り方 さて、記事では、多額の補助金や政府保証を付けたい経産省と、財政規律を遵守したい財務省の違いが浮き彫りになっています。 それでは、記事には、経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)や、予算など色

コーヒーブレイク22回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part9(経産省の紹介)

前回の反響が多かったので、今回も経産省の続きを紹介します。 私が、前回のPart8で説明した内容が、わかりやすく示されている資料(METI Career Guide)が公表されていました。2024年6月の最新の資料ですので、ご覧下さい。 https://www.meti.go.jp/information/recruit/career/pdf/METICAREERGUIDE2024.6ver.pdf 質問への回答(Q and A) それでは、まず、個別にいただいた質問

コーヒーブレイク15回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part2

前回の14回目の続きになります。 今回は、いま現在のキャリア官僚が立たされた位置付けを解説します。 現在の岸田政権と霞が関の距離感 まずは、以下の書籍を参考に、現在の岸田政権の霞が関の距離感を解説します。 安倍政権の時は、経産省出身の今井総理秘書官が、重要政策を自ら主導して権力を独占していました。 さて、現在の経産省出身の嶋田秘書官は、どうなのか見ていきたいと思います。 ちなみに、総理には2人の政務秘書官(霞が関の官僚出身ではない人と経産省出身の嶋田秘書官)と6人の