マガジンのカバー画像

コーヒーブレイク

29
コーヒーブレイクの記事を集めました♪
運営しているクリエイター

#国家公務員

劣等感(コンプレックス)の超克 Part4(霞ヶ関での武者修行)

前回の続きです。 東村アキコ先生の「かくかくしかじか」 前回から時間が空いてしまいましたが、東村アキコ先生の「かくかくしかじか」5冊を一気読みして、以下のシーンに涙ぐんでしまいました。 東村アキコ先生の漫画家としてのコンプレックスをあけっぴろげに打ち明けたストーリーに共感しました。弟子と師匠に美しい関係が描かれています。 「かくかくしかじか」を読んで、「あ~、書(描)かなければ!」と、自分のコンプレックスの連載記事を思い出しました。 本題(留学後の話し) さて、本

コーヒーブレイク18回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part5(外務省の紹介)

前回17回目に続き、Part5です。 中途の方向けの国家公務員、霞ヶ関の説明です。 今回は、私がわかる範囲で、各省紹介をします。まず、5大省庁(以下の赤囲い)を紹介します。 各省庁の働きやすさ Openworkが23年7月26日に公表した、進みゆく学生の”霞ヶ関離れ”、実際に働く職員のリアルな声と提言、を参照します。 1府11省をピックアップし、2023年7月時点での8つの評価項目を分析して、働きやすさを示したスコアがあります。 (1府11省は、内閣府、総務省、法務省

コーヒーブレイク17回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part4

前回16回目に続き、Part4です。 世間の皆様は、官僚には興味がないと思っていましたが、意外にも沢山のアクセスをいただいていて、驚いています(^_^;) それでは、今回は、中途で霞ヶ関に入ると、どのような「スキル・セット」が手に入るか?を解説します。 例えば、以下の記事では、「調整力」を挙げています。 このような説明方法もありますが、長らく霞ヶ関に勤めてきた立場から言えば、先輩から私が読めと言われ、私が後輩にも読んだ方が良いとおすすめしている書籍の内容こそが、我々役

コーヒーブレイク16回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part3

前回15回目に続き、Part3です。 今回は、中途で霞ヶ関の国家公務員を目指す方に向けて、霞ヶ関の雰囲気をお伝えしたいと思います。 桐島が官僚を目指したきっかけ それでは、今更ですが、私が官僚を目指したきっかけをお伝えします。 私は、1年浪人して、東京都内の有名私立(経済学部)に1年間通っていました。 そこから、京都の大学に入学しました。 そのため、実質的に2浪という状態で大学生活をおくりました(当時は2浪だと就職が不利という都市伝説もあり)就職に関して、1発で終わ

コーヒーブレイク14回目:国家公務員(キャリア官僚)のお仕事Part1

知人から、私の所属している組織の中途採用に興味があるという連絡がありました。 そこで、最近の国家公務員事情を解説したいと思います。 ちなみに私、桐島は、国家公務員1種(2013年から総合職という呼称に変更されたが、いまだに組織内では1種、2種、3種が使用されています)で、経済の試験区分で事務官として入省し、霞が関の「とある省庁」に所属しています。 私は大学生の時に、霞が関には5大省庁という大きな権限を持っている役所があると習いました。 それは、財務省、経産省、総務省自