[映画] 『パリに見出されたピアニスト』

映画に行きたくなった。ミニシアターに行くのは半年ぶりだ。

映画『パリに見出されたピアニスト』9月公開
https://paris-piano.jp/

私はピアノが結構好きなので期待。

想像以上にいい映画だった! 泣いた。

オープニングからオシャレでセンスのいい映画の予感。

まさかのフランス版『ちはやふる』な映画だった。音楽が『ちはやふる』っぽいなと思っていたら、ストーリーも『ちはやふる』だ。才能があるし好きなんだけど熱意が出ない。『ちはやふる』の太一だ。

チンピラみたいな人がピアノの天才になるというのが、あまりリアリティーがない。

最後に一応どん底に落ちるんだけど、それまでは意外とトントン拍子に進んでいる。主人公がもうちょっと挫折をしてほしいかな。あまり練習シーンがないのも違和感。

このような不満点は少しあるものの、かなり好きな映画。前半はちょっと寝てしまったが、後半は完全に感情移入して観ていた。

「天才は子供の心を取り戻した大人だ」はいい言葉。

95% の客が女性、というか半分おばあさんみたいな人。平日昼間のミニシアターってそうだよね・・・。

前の席のおじいさんが途中で前のめりになっていた。ミニシアターの緩い傾斜の座席では、前の席の人が前のめりになるとスクリーンに被るんだよ・・・。

ミニシアターに行くとシネコンの快適さが分かる。でも、ミニシアターでしかやっていない映画に本作のようないい映画があったりする。たまにはミニシアターに行こう。いたれりつくせりのシネコンばかり行ってもバカになるしね・・・。

評価:5/5

鑑賞日:2020-1-14(火)12:30~14:20
映画館:三越映画劇場
スクリーン:1スクリーンのみ
座席:自由席
料金:1400円(カウンター購入)
字幕版(字幕:横井和子)


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