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【エッセイ】夫婦における羞恥心について

このnoteは”無職”をきっかけに、その辺にいる読書好きが読書感想文を書くことで、将来への不安や無職であることの羞恥心をコントロールする目的で始めた。
文章を書く仕事をしたこともなければ、誰かに文章を読んでもらったこともほぼない。
強いていえば、小中高と読書感想文コンクールに入選程度はしていたので、私がしっかりと熟考した文章を読んだのはその審査員くらいではないだろうか。

で、ここはもちろんオープンな場所なので、中には読んでくださる方もいる。
最初に記録として残した「どこでも誰とでも働ける」についての感想はたくさんの方が読んでくれて、スキもたくさん押してくれた。
ありがたい。

そう。
ありがたい。
この「ありがたい」という感情だけでやめとけばよかったのに
無職で暇なもんだから
「せっかくならもっとエッジの効いた名前に変えよう!」
とか思っちゃって、名前を変更した。
”偏屈女の読書記録”

いいじゃん、いいじゃんって1人浮かれちゃって
画像もcanvaで作っちゃおってんで
こんな感じのページを作成した。

かわいいじゃーん!!って1人自宅で喜んで
いい感じの出来栄えに「これぞ我が城」ってnoteに自分の秘密基地を作ったみたいに興奮しちゃって、もうルンルン。


で、問題はここから。

我が家は連れ合いと2人暮らしである。
で、私は会社勤めだった頃、日中は家にいないし
連れ合いは自営業で請求書なり納品書なり経理ソフトの入力なりでPCが必要だし、仕事以外でもラジオを聴いたりyoutubeを観たりする人だった。
なので私はPCを触ることがほぼなかった。
よって我が家のPCは1台。

ただ会社勤めを辞めた今、連れ合いが外出している間、私もPCを使用するようになった。
ましてやこのnoteはPCで記録している為、この1週間くらいは私の方が使用頻度は高いくらいだ。

で、今日は連れ合いが外出する日なのでnoteを更新しようとchromeをたちあげて
はっとした。

なってこった。。。
頻繁に開くから、賢いchromeさんはここに表示してくれてるのだ。
”note”ではなく、”偏屈女の読書記録”を。

このPCは当然連れ合いも使用する。
彼はsafariで事務作業をしながらchromeでyoutubeを開いたりするのだ。

そう。連れ合いが名前を知ってしまった。

伝わりますか?この気持ち。
例えるなら、
授業参観の時にたまたま仕事が休みだった父親が来て、背中に豪華な龍の刺繍がある真っ黒なジャージ&サンダルだった時のような。
小6の時にクラスで埋めたタイムカプセルから、好きな人への思いをしたためた日記が出てきたような。

「「「「「羞恥心。」」」」」

私は連れ合いと一緒に住んで6〜7年になるのだが
私の鼻の穴に詰まっている鼻くそはほじくってもらうけど
目の前でおならをしない程度の羞恥心を持って生活している。

このnoteの名前は1人で浮かれまくって、調子に乗ってつけちゃったのであって1人で楽しんでいただけだった。
なのに連れ合いに名前を見られていた。

要するにこのnoteの名前に対する私の羞恥心レベルは
鼻くそ以上おなら未満なのだ。

ということでnoteの名前を変更することにしました。

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