毒親の余命宣告

運命を変えた1本の電話

2022.11.22 いい夫婦の日。
なんとなくゴロも縁起も良いこの日、電話で毒親の余命宣告を受けました。
ステージ4。ガン。余命1年。

この日を境に「毒親解毒」から「毒親子中和」へ思考を切り替えました。

はじめまして

はじめまして。りんかと申します。
毒親育ちの40代独身女。一人暮らし。パートナー無し。子無し。
負の要素満載のゆるネオニート。

『家族構成』
祖母・父・妹
母→離婚後再婚。現在海外。

祖母は介護施設入所中。コロナの為面会不可。

妹には年に数回会いますが、父・母とは5年くらい疎遠。

私にとっての毒親は父。
5年の月日を経て、解毒できてきているなと感じていました。

「毒親解毒」から「毒親子中和」へ

解毒の実感を得ていましたが、余命宣告の電話を受け、自分の中でモヤモヤとしたものが拡がっていきました。

このまま会わずに終わってしまっていいのか?
本当にそれで後悔しないのか?

そこで、「毒親解毒」から「毒親子中和」という考え方へ変えました。

一般的には「毒親解毒」というと【毒親と縁を切り自分の人生を生きることを意味する】場合が多いようですが、そうではなく歩み寄りたいと思ったのです。

また、毒親から育てられたゆえの思考なのかもしれませんが、私も悪いんじゃないか?という気持ちもあります。

もちろん父にも悪いところは沢山ありますが、見方を変えれば父もまた祖母からの毒親育ちなわけで、加害者なのに被害者という状態はとてもかわいそうだなと感じました。

なので、一方的に「父は毒親だ」と責め立てるのではなく「父と私は毒親子」という括りに考え方を変えました。

「解毒」ではなく「中和」、「毒親」ではなく「毒親子」。


「毒親子中和」(私の造語です)としてnoteに感情や思考の変化を記録していきたいと思います。

残り1年。刻一刻と時間は進んでいます。


少しでも寄り添えるように、最期には笑って会えるように。
笑えなくても、せめて怒ることなく怒られることなく会えますように。


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