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National Schools Symphony Orchestra 〜ダブルベースでオーディションに合格

某国で学童オーケストラというと National Children’s Orchestra というのが一番有名でたぶん一番ステータスもあるのでしょうが、学習児が Under 11 部門に参加したときの印象が非常によくなかったので書きません😂

以前のダブルベースの先生も同じ考えで、そこよりも National Schools Symphony Orchestra (NSSO) のほうが教育という観点で見るとずっといいですよと言われ、学習児が Year 5 のときに初めてオーディションを受けて合格し、参加しました

オーディションで弾いたのは Trinity College London の試験 Grade 7 からこの2曲

  • Benedetto Marcello (arr. Zimmermann): Sonata No. 2 in E minor, Adagio and Allegro

  • Tony Osborne: Mixed Feelings(全部 pizz のジャズ曲)

これは約1週間の合宿で、このころの学習児は一人でお風呂に入ったことがなく(というかシャワーだけだけれど)いつもオットにを手伝ってもらっていたので、合宿に出かける直前に2週間くらい?一人お風呂の特訓をして、学習児を会場に送り届けたらあとは知らんという毒親ですが、わりといい感じの突き放しぶりだったと思います😂

会場は Malvern College という歴史のある boarding school で、キャンディキャンディに出てくる聖ポール学院みたいなスゴいところで、卑しい出生の毒親はビビりました😂

Malvern College

この学校があるところは某国の大作曲家 Edward Elgar にゆかりの深い地域で、毒親はちゃっかり観光してきました😂

エルガー先生と記念撮影😂

古き良きイングランドの田園地帯という感じです

イングランドの緑の風景、大好きです😂

NSSO のオーケストラは3段階に分かれていて、Academy → Sinfonia → Philharmonic とあります

2022年はコロナが収束してきて合宿プログラムが再開された年で、例年よりもやや小規模で行われたため、Sinfonia と Philharmonic が一つのグループとして開催され、学習児はそこに受け入れられました

初めて親元を1週間も離れて知らない人たちばかりの環境で生活するというチャレンジから生還した学習児が開口一番に「またやりたい」と言いました。毒親はそれはそれは感激したのは言うまでもありません

翌年の2023年では Sinfonia でダブルベースの principal の役割を与えられ、毎日夕食後に principal だけの練習に招待され、それを基に同じグループのメンバーをサポートするという責任を果たしました。この年も学びが多く、学習児に新しい経験をさせてあげられてよかったと思いました

なのに帰宅した翌日に学習児が言うのです。あの1/2サイズのチェロはまだあるのか(あった)、もしあるのなら弾いてみたいと

少女に何が起こったのか(続く)


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