毒親の要求には限りがなく人生の時間は限られている(特に1日は24時間しかない)
この毒親と絶縁しなければと思った理由は山ほどあるけど、最近、特に重要だと思ったことは、「毒親の要求は無限である」ということ。
思えば母は、娘の私に対して、際限の見えない要求を場当たり的にしてくる人だった。そして、極力、私にかける労力を、節約したい人だった。
学校でテストがあれば「満点を取れ」と言うし、満点を取れば「クラスで一番になれ」、クラスで一番になれば、「学年(学校)で一番になれ」。ほぼそれを達成したら、「お前が通っている学校程度で一番になっても大したことは無い。」。幸い、割と勉強は得意だったので、学業に関してはほぼ母の要求に応え続けることができた。できてしまった。この後にも続きがあり、最後、母が「生意気だ」と思う志望校を、私が挙げるようになるまでは。
病気になれば、舌打ちをされた。
これも幸い、割に丈夫だし、迂闊に怪我をするようなことは(大きくなってからは)無い子どもだったので、あまりたくさん舌打ちされずに済んだのかもしれないが。それでも、それなりに風邪を引いたリ、吐いたりはするわけで。私が具合が悪くなるたびに、心底忌々しそうに「そんなの大したことない」と吐き捨てるように言われたものだ。一方、弟が体調を崩すと、甲高い猫なで声で、ああでもないこうでもないと心配し、調べ、通院した。
それが今、私が大人になってどう変化したかと言えば。
思うに彼女には世間知が無い。世間知らずなのだ。
ちょっとおっとりした女子短大を出た後は、コネで就職、寿退社。子ども…つまり私と弟…を産んでからは、専業主婦状態か、時おりパートに出る程度だった。そういえば、友達は多くはない。大人はそんなものだと思って生きてきたけど、「私が母親と思ってみてきた彼女の年齢」にだいぶ突入した今の私には、多いとは言えないが、もう少し友達は、いる。
…もっとも、その境遇が悪いというわけではない。基本的に、他者の人間性を尊重する思いやり、相手の暮らしに思いを致す相続力に、欠けているのだ。いやちょっと違う。彼女が哀れみ同情したい相手にはその繊細さは遺憾なく発揮され、彼女が利用し搾取したい相手には、その感受性は全く閉じてしまう。見ず知らず(というか実在しない)の映画の動物には、あれほど同情の涙を流せるのに、どうして実の娘が病気になった時は、張り合って見せるのだ。およそ理解しがたいが、結局は、彼女の人間性の問題なんだろうなと思う。
ともかくそういうわけで、実の娘には何らの同情心を持たない彼女は、私に対して無限の要求を繰り出してくる。
私がどう暮らしているかは、知ったことではないのだ。
「ウィルが私に話したがらないから」そう言い放つのを聞いたことがあるが、言うわけがない。少しでも状況報告をしようものなら、一から十まで、疑問を提示し、こき下ろし、あざ笑うだけのくせに。
そのように、知る気もなければ、想像する気もないわけで。
普通という言葉は彼女の前ではあまりに空しいけれど、普通。
普通は、状況がよく分からない相手なら、多少の気を遣うのが、本当だろうと思う。
忙しいのではないだろうか、別のタイミングにした方が良いのではないか。疲れているのか、こちらからもささやかにでも何かして、バーターで便宜を図ってもらうべきではないか。条件をすり合わせるべきではないか。……たとえ情がなくても、何なら利用意識だけの関係でも、話を円滑に進めたいならば、想像する。それが、彼女には全くないのだ。
仕事が忙しい。 ― 私だって忙しい。
子どもがいるので手が離せない。 ― 孫と遊ばせろ。
暇なんだろう? ― 働いている。かくかくしかじか ― 無視
聞いちゃいねえ!張り合ってくる。
話が噛み合わない。
何度説明しても無視。
彼女の要求には、いついかなるときも、即時に、最大限の達成水準で、お金を掛けずに、掛けたとしてもこちらの負担で、応じなければ、地獄のような罵詈雑言が待っているのだ。
できない。
できるわけがない。
キリがない。
そもそも、なんでそんなこと付き合わなければならないのか。呪縛が解けて我に返ってしまえば、あまりに理不尽な要求ばかり。
これまで、モロに金銭を要求されたことこそないけれど、骨折りについては、無限に要求され続けた。できないのだ。
私には、私の人生があるので。
そして、何度でも思い出したい、あの女にそこまで要求される筋合いはないのだ。これまでの冷遇を思い出せ。
今どうなっているか、少しだけ具体的に書くと、
私が私の費用で頼んだ弁護士が作成した資料に対して、「(もちろん無償で)早く開示せよ」と執拗に迫っている。
人の労力を、何だと思っているのだ。
自分はこれまで、こちらからの情報開示を不当に早いタイミングで要求するばかりで、一番情報源の近くにいるはずの自分は、まとまっていない、整理されていない情報を、気まぐれに出してくるだけのクセして。
恥ずかしい、恥を知れ。あんな者から産まれたと信じたくない。
常に例外なく、このようであるのだ。
付き合えない。
そして、そんな毒母のために、私はこれから脳力と時間を割いて、私の弁護士への指示をまとめないといけない。が時間があまりに足りない。
次回更新は…
次回は、有料記事にしたいと思っています。
しかしながら、この後どうなるか私にも分からないわけで、書くに値する出来事が、いつどのように起きるのか、その時書く余裕があるか、ちょっと分からないのですが。
あるいは過去を振り返った話になるかもしれないし、もう少し前提条件というか、具体的な自己紹介にするかもしれません。
基本的に有料の記事にするつもり、とは言っても、いくらかは無料の記事にしておかないと、当然、どんなものを書く人間か分からないだろうと思い、まずは無料の記事にしてみました。
無料の記事では、ファクト部分にはあまり触れられない(不用意に人目に晒す状況にしてしまうのは、進行中のできごとである手前、危険だから。本当は、匿名だろうが有料だろうが、書かないほうが良いのだろう。)。なので、ふわっとした話にしてみました。
また見に来てください。
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