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山崎豊子が好きすぎて…

キッカケ

当方とある関西の政令指定都市にてバーを営んでおります。

40代までは読書といえばチャラついた自己啓発本をチラ見する程度。

ある日フラっと入ってきた学生さんに勧められ同氏の小説を読むように。

メルカリやアマゾンで中古本を数冊ずつ買い進め、手に入るものは自伝を含め大体コンプリートできたと自負している。(ただし「火宴」を除く)

魅力

「白い巨塔」、「華麗なる一族」、「大地の子」など映像化されまくりの同氏。

その魅力といえば、なんといっても圧倒的な調査力で人々の生活に密着しているところ。

だから、色んな人の立場や心境が理解できるように。

例えば…弱者男性につきまとわれるモテ不倫女、取引先のお調子者の創業者を軽蔑する○代目、不条理に耐えざるを得ないサラリーマン…など。

悲しい話が多いもののバイタイリティー溢れる登場人物に元気をもらえる事も多い。

好きな作品ベスト3

1位:「華麗なる一族」
ドラマとは深みが全然違う!

2位:「遺留品」
これだけでなく短編にハズレ無し!

3位:「沈まぬ太陽」
勤め人は必読!

コンプリート後の所感

自伝を読んでバルザックやゲーテに影響されたとあったが
どちらかというと、やってる事も言ってる事もゾラだよねと思う。

あと、もし店の名前をもう1度決めれるのなら "蟹歩き" にしたい。

以上

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