「痴愚神礼讃」(エラスムス)の完成度が高すぎた件
概要15世紀の古典・聖書(ギリシア・ローマ)に精通した知識人※(おそらく…)が
ギャクみたいなノリで書いたら情報の濃縮度が高すぎる文章になった的な本。
人間心理、特にモチベーションの功罪を俯瞰的に捉えている。
ジョブスの "stay hungry, stay foolish" の真意が具体的に理解できるかも。
所感着地点は「他人の愚かさをどこまで愛せるか?」という人類愛といったところか。
【愚かさ】を讃えるようでいて皮肉るというバランス感覚が心地良い。
琴線に触れた内容