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IBS初期 ―いちばん苦しかった時期―

当時の1日のスケジュール

6:20    目覚め
      朝食(おにぎり1個など)
      トイレ①
      現実逃避
      出発前トイレ② ここで出しておきたい

7:30 通学
   (3か月くらい元々乗っていたバスを利用していましたが、
    途中下車が多くなり断念)
    ※運が悪ければ通学中に催す

9:00  登校
~   1時間目 下痢
    3時間目 下痢か大量の屁
    ※もちろんすきま時間は必ずトイレに行く。

16:00 下校

19:00 塾(運が良ければ授業中催さない)

22:00 帰宅

しんどかったこと

  • 電車、バスに10分以上乗れない

  • 毎日が苦痛で、朝のHR時点で疲れ果てている

  • 周囲にしんどさを理解してもらえない(家族に理解してもらえたのは半年後くらい?)

  • IBSの症状のせいでストレスが無限に増加

そのときの心の内

高3のときは担任の先生に相談していたこともあり
吹っ切れて、堂々と授業中トイレに行っていましたが
その境地にたどり着くまでの精神的苦痛は二度と味わいたくありありません。

授業中や公共交通機関(トイレなし)で催したとき
冷や汗が止まらなく、机の端を手で握り耐え
トイレに行くべきか、我慢できるか迷い
羞恥心を押し殺してトイレに行くこともよくありました。
終わる20分前だと、よくギリギリまで我慢してました。

下痢はだいたい第3波まであるので、
心の中で、1時間目前に第1波が来たら、絶対1時間目
途中でトイレ行かないかん…これは保健室に行って
授業中抜けるのを防ぐべきや、と時々保健室に行くことで
不登校を予防してました。

当時、不登校にならなかった自分を褒めたい。
今のメンタルなら耐えられないかもしれない。

屁もつらかった。
10分おき出るようなときは、小出しにする方法を編み出していましたが
時々、力加減を間違えてぶっ放してしまい、慌てて椅子の脚を引きずる
音のようにごまかしていましたが、バレていたと思います。

尻も痛いし、靴下も異臭がした。
授業中は、硬い木のイスの上で尻の穴を脂肪でぎゅうぎゅうに
閉じているので、ニキビが出来て痛かった。

催したときは、手汗、脇汗、足の裏の汗が出て、
中でもローファーで蒸される足が異常な臭気を放ち
塾でスリッパに履き替えて勉強していると
自分の臭さで不快になりながら、
周りには心の中ですまんと謝っていました。

家に帰っても、父より靴下が臭いと言われ
華のJKというよりラフレシアゴリラでした。

IBS発症後は、陽キャに仲良くしてもらえる陰キャから
完全なるド陰キャになっていたと思います。
友達は多少いましたが、今でも連絡を取り合っているのは
1人で、その子はわたしがトイレにめちゃくちゃ行っても
態度が変わらなかったのですごく感謝しています。

同級生はどう思っていたかわかりませんが、
直接わたしに聞こえるように、マイナスなことを
言われることはなかったので、周囲にも恵まれていたと思います。
ちょっと話すぐらいの人には、「大丈夫?」
「トイレ行き過ぎやろ笑」くらいでした。



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