「どく一番可愛い」2024年5月19日の日記

毒劇法という書き手において、文フリに行かず、POP YOURS(幕張メッセで催されるHip Hopフェス)に行ったことの批評性。まあ、チケットを購入した(正確には購入してもらった)段階で、文フリの日程を確認していなかっただけなんすけどね。

KaneeeとSTUTSの関係性がエモかった。よく、私が自宅で歌っていた「Demon」や「Canvas」などのアンセムでブチ上がったし、新曲の「ヤバいな」もLIVE向きの曲だなと感じた。7はアルバム「7」外での客演の豊富さを活かし、豪華なセトリを組んでいて、良かった。最近、よく、私が聴いているTOFU・MIKADOのアルバム「New VIntage」より「22」のパフォーマンスが良かった。彼女らの関係性に「フックアップ」という語は用いたくないが、なにかアツいものを感じた。NEW COMER SHOT LIVEのswetty、lil soft tennisはおそらくHyperpop文脈に近いアーティストだろうし、そのファンダムらしき若者らが爆踊りしていて良かった。私はElleモクだったので、やはり、彼女が最高だった。MCもなく、彼女の2023年のストイックな制作を、そのまま体現したかのようなセットリストだった。ralphモクでもあったので、こちらも最高だった。ファン以外も楽しませつつ、しかし、抜け感もある良い意味で渋いセットリストだった。例えば、AJAHとの曲「D.N.R」は誰でも踊れるし、オシャな選曲だと思った。あと、SEEDAとの「Nakamura - Remix」の歌詞「この街マジ How many champions?」は「Champions」を歌う若手(Kaneee,Kohjiya,Yvng Patra)への良い意味での挑発のように個人的に聴けて、おもしろかった。とりあえずの感想は、このくらいかな。

予想されることではあったが、客質への批判が少なくないな。私は基本的に前方で観る際は常時ブチ上がってたし、勉強不足(この語が適当か分からないが)により、ノれなさそうなアーティストの時間は飲み食いしてた。あと、私がいたゴールドチケットのエリアより、一般チケットの方が盛り上がっていた気もする。ステージ付近は撮影するためって感じになっていたな。私はその楽しみ方を否定はしないけど、それなら撮影用のエリアでも用意すればとも思っちゃう。上京してから、以前より、LIVEイベントに行くようになり、やっと、LIVE中の自らの振る舞いが固定化されてきた。少し録画して、あとは楽しむといった感じ。あと、いわゆる予習はカラオケ(笑)のためにするのでなく、各アーティストの世界観を身体に馴染ませるために、やるべきだなと改めて考えた。

最高のイベントだった。

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