タスク管理はかんばん方式で!
効果的なタスク管理方法を知りたい人向け。
タスク管理について、より詳細な内容に興味がある方は、次の書籍も参考にしてみてください。
かんばん方式のタスク管理とは
私は、普段から、プロジェクトチームの管理を主な仕事にしています。
チームのタスク管理は、主に、「かんばん方式」で行なっています。
かんばん方式とは、タスクを洗い出し、カード化(以下、タスクカードと呼びます)した後に、タスクボードを作成し、「TODO(未着手)」、「DOING(作業中)」、「DONE(完了)」の3つの状態に分けて、タスクを管理する方式です。
図:かんばん方式のタスク管理の例
利用方法は次の通りです。
①「TODO(未着手)」のエリアにタスクカードを配置する。
②タスクの着手時に「DOING(作業中)」にタスクカードを配置する。
③タスクが完了したら、「DONE(完了)」にタスクカードを配置する。
かんばん方式は、「ホワイトボード(タスクボード)」と「付箋(タスクカード)」のようなツールを利用して管理することもできるのですが、PC上で管理することも可能です。
私は、主にMicrosoftの「Planner」や「Trello」をツールとして利用しています。
かんばん方式のメリット
見える化
かんばん方式の一番のメリットは、タスクの状況が「見える化」することです。
タスクをカード化する際には、担当者がタスクの内容を正確に把握し、管理者がタスクを管理しやすいように、次の情報を盛り込むと良いです。
・タイトル
・目的
・作業内容
・担当者
・成果物
・期限
・着手日
上述の内容を全て記載するのが大変な場合は、最低限、「タイトル」、「担当者」、「期限」だけは記載するようにしましょう。
タスクを管理しやすいように、情報の粒度をカスタマイズできるのも、かんばん方式のメリットです。
タスク管理が簡単
タスク管理が簡単なことも、かんばん方式のメリットです。
タスクの追加をしたい場合は、タスクカードを作成して、タスクボードに貼り付けるだけです。
図:タスク追加の例
タスクの状況を変更したい場合は、タスクボード上でタスクカードを移動します。
図:タスクの状況変更の例
気軽にタスク管理ができるので、エクセルでタスクの管理を行うよりも、かなり作業が楽になります。
以上、かんばん方式のタスク管理方法を説明してきました。
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