ITエンジニアにオススメのDB設計本 3選(初心者向け)
ITエンジニアで、正しいDB設計の仕方が分からない人向け。
私はITアーキテクトとして、10年以上、システムの設計をしているのですが、正しいDB設計の仕方を知らない人が多いことに気づきました。
そこで、今回は、DB設計をする上で、必須の基礎知識が習得できる3冊の書籍を紹介します。
次に紹介する3冊の本を読めば、あなたも今日からDBマスターです!
1.達人に学ぶDB設計 徹底指南書
DB設計を初めて行う方に最適な一冊です。
DB設計は論理設計→物理設計の順番に設計するのですが、本書を読めば、DB設計に困ることはなくなります。
ただし、RDB製品の個別の特徴や、パラメータ設定、パフォーマンスチューニング等に関しては、公式ドキュメントや個別の専門書を読んだ方が良いです。
2.SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作
基本的なSQL操作を学ぶのに、ちょうど良い分量の本です。
本書の演習を繰り返しこなすことで、自然とSQL文を身に付けることができます。
SQL文のことが分からないとDB設計も難しいため、RDB設計とセットでSQL文も覚えましょう。
3.SQLアンチパターン
SQLアンチパターンと書いてありますが、DB設計でやってはいけないアンチパターンの設計について記載されています。
アンチパターンに対する正答も記載されているので、正しい設計の仕方を学ぶことができます。
DB設計で良く遭遇するパターン(①単一の列に複数の値を入れたい場合の回避方法、②掲示板のように、親子関係があるスレッドのIDの付け方 等)が豊富に記載されています。DB設計のお供にどうぞ。
アンチパターンを知らずに設計している人も多いので、この本で周囲と一気に差を付けちゃいましょう!
番外編 Elastic Stack実践ガイド
最近は、RDBとは別にNoSQLを採用するシステムが多いので、NoSQLの勉強が必要なことが多いです。
NoSQLは数多くの製品があるのですが、私が現場で良く使うのはElasitcsearchです。
Elasticsearchを利用するにあたり、ざっと基本的な使い方や設計方法を学ぶのに最適な一冊になります。
私は古いバージョンの本しか読んでないのですが、今から読むなら、上記の最新版が良いと思います。
(古い版はこちら)
以上、ITエンジニアにオススメのDB設計本 3選(初心者向け)でした。
これからDB設計をする方や、正しいDB設計のやり方が分からない方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。
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