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USCPA意味ない?

定期的に話題になる「USCPA意味ない」論争。
USCPAが評価されないところに行けば、評価されない。
USCPAが評価されるところに行けば、評価される。
それ以上でも、それ以下でもない。

難しい資格だから評価される、簡単な資格だから評価されない。
そんな単純なものでもない。

「USCPAを取ったけど意味がなかった」という人は、おおげさに言うとフレンチレストランに転職してしまったようなもの。
フレンチレストランでは、USCPA資格の方がワインソムリエ資格より難しいとしても、ワインソムリエ資格の方が評価されるでしょうね(難易度は分からないので、超難しかったらすみません)。

行くところを間違えず、外資のファイナンスでも選べば、USCPAは高く評価されますよ。
簡単に高給取りにもなれますよ。

私は、USCPAのファーストキャリアでBIG4の監査職をおすすめしている。
それは、外資はBIG4のネームバリューを高く評価するので、BIG4出身者は採用されやすいし、給料交渉もしやすいから。

外資でBIG4を知らない人なんていないです。
BIG4で働いていたということは、BIG4の採用面接を勝ちぬいてきたのだし、BIG4で働けるだけの能力があるという保証になる。
簡単に書類はパスするし、高給のオファーが出る。

それに、監査はどの分野に進んでも必ず役に立つから。
大企業のCFOと話す機会が、20代の若者に簡単に与えられると思いますか?
監査人としてなら、堂々とビジネス戦略の話まで根掘り葉掘り(とは言いすぎかも?)聞けてしまうのですよ。

加えて、監査対応を通してクライアントとの上手な付き合い方が学べるし、監査手続きを通して分からないことを調べて結論を出す思考力が身につく。


辛口で言ってしまうと、USCPAは評価されない、USCPAは意味ないというのは自分が悪い。
USCPAという資格のせいにするのは他責すぎると思うのです。

USCPAのキャリアについては、「USCPAどこのブログ」の【USCPAの活かし方・使い道のまとめ】を参考にしてください。



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