見出し画像

M&Aクラウドにおける営業とは何か。

この記事はM&Aクラウド アドベントカレンダー 2021の22日目の記事です。

初めまして!
M&Aクラウドの南戸です。
普段は営業本部に所属し、リード担当者としてフィールドセールスへ買い手企業の商談をパスするという業務をメインに活動してます。

さてさて、2021年も残すところわずかとなってきました。

皆さんは、どんな1年だったでしょうか?
なにやら、日本漢字能力検定協会が毎年発表している「2021年 今年の漢字」は、「金」に決まったそうで。。。
東京五輪で日本が多数の「金」メダルをとったこと、大リーグの大谷翔平選手や将棋の藤井聡太竜王らが各界で「金」字塔を打ち立てたことなどが理由としてあげられています。

この漢字、歴代最多の登場回数らしいです。
2000年~2021年の22年間で4回目。
5.5年に1回は「金」が来てます。
次は、2026年か2027年あたりの漢字が「金」でしょう。

…..何はともあれ、縁起が良いですね。

さて、「金」字塔を打ち立てたのは、Mr.Ohtaniや竜王だけではありません。

弊社でも直近で10億円の大型資「金」調達を行っており、さらなる事業拡大フェーズに突入しています。

M&Aクラウドは、テクノロジーの活用に対する全社的な意識の高さが凄まじいです。いや、ホントに。

例えば、年1で開発チームが主催するイベント「MACハッカソン」なんかもそうですね。

各部門の社員が自分たちの業務課題を洗い出し、当社のエンジニアたちを指南役に、自らDXに挑戦するイベントです。

出典: 全員DXを実現するM&Aクラウドの社内イベント「MACハッカソン」の裏側を公開!

普段、データベースやらエラーやらデバッグといった言葉達と縁も所縁もない非エンジニア社員が、エンジニアの皆様の知見をお借りして、ITツールを駆使し、自部門の業務効率化、ひいてはその先のDX化について強制的に考えさせられる機会なんですね。鬼畜。

また、M&Aクラウドでは、タスク・プロジェクト管理ツール「Jira」、タスク自動化ツール「Zapier」、ダッシュボードツール「Redash」などなど、多数のITツールが全社的に導入されていたりする訳ですが、これ活用してなかったり、苦手だからといって避けていると瞬時に異変を察知したCTOが直々に勧告してきます。

その条件反射的な察知の速さたるや、これはボットbot)か!?と思わされるほどです。

Jiraの研修のカレンダーに参加している人に営業チームの人がいなかったので、声掛けしました!

出典: Slackにて。CTO 荒井氏からのメンション

そして、追い討ちをかけるように。

上記のJiraの研修ですが、営業チームだけ見てる人が誰もいないので、録画したやつでも良いので南戸くん見るようにしてください。

出典: Slackにて。CTO 荒井氏からのメンション

ひえええ…..

Zapierですが、開発、CS、全社向けで当初の想定通り使われていますが、営業側だけ当初の想定どおりの使われ方に至っていないので、そこは補助していきます。

出典: Slackにて。CTO 荒井氏の書き込み

お分かりいただけましたでしょうか…..?
弊社のテクノロジー活用に対する全社的な意識の高さ。
部署は関係ありません。営業だから、とか許されません。

そして、何を隠そう。
毎年エンジニアギルドの中だけで脚光を浴びていたアドベントカレンダー文化に対し、弊社の非エンジニアメンバーが、狂ったように我こそはと名乗りを上げ発信をしていく様こそ、その意識の高さを象徴していますね。
冒頭にも書きましたが、こちら

もはや、これは「文化の盗用」に当たらないか心配なぐらいです。

文化の盗用(ぶんかのとうよう : Cultural appropriation)とは、ある文化圏の要素を他の文化圏の者が流用する行為である。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

とまぁ…
ここまで、長々と書いてきましたが、本題に入ります。

今回は、僕がM&Aクラウドという会社で働く中で、いつの間にか身に付いていたテクノロジーに関する考え方や知識、スキルについて、こと営業本部に所属するメンバーという観点から紹介していこうと思います。

M&Aクラウドの営業は、各々のメンバーが…

業務プロセスの自動化や効率化を考え、実行できる。

弊社では、タスク自動化ツール「Zapier」を全社的に導入しています。
営業本部においても、常時約30個のZapを稼働させ続けていて、業務プロセスの自動化を図っています。

営業本部では、CRM(顧客管理システム)として「Salesforce」を利用していますが、この「Salesforce」を起点に、社内チャットツールである「Slack」へ通知を飛ばしたり、「Gmail」でドラフトを作成させたり、「googleカレンダー」で予定を自動生成させたりしています。

また、少々複雑で管理が大変となってしまう関係で多く稼働させていませんが、「Zapier」に「Salesforce」の基本機能であるプロセスビルダーの稼働を加え、外部ツールとCRM内部のビジネスプロセスとの連携を図り、自動化の二乗みたいなこともやってたりします。

自動化するために自動化するみたいな。トートロジー。

これ、Salesforceのカスタマーサポートから言われて「へー。」と気付いたことなんですが、「Salesforceエンジニアではない営業メンバーがプロセスビルダーを難なく使うことができるって凄いですね。ってか、そもそもプロセスビルダーという言葉自体、営業の方から、あまり出ませんよ。」

全然、外部事情に詳しくないですが、そうなんですかね?

確かに「Salesforce」は、HelpがHelpとならないような難しい機能もあったりしますが、プロセスビルダーに関しては、原理が完全に「Zapier」のソレと同じですので、比較的扱いやすかったです。
「Zapier」慣れしていたことで、気付いたら他ツールも使いこなせるようになってました。
これは、弊社のサービス開発本部のエンジニアの皆様に感謝ですね。

何より凄いのが、営業本部の中の担当だけがツールを使えるというわけではなく、メンバーが等しく皆ツールを触れるんですよね。

上述したハッカソンの直後なんて余熱が残りすぎて、これとこれを繋げてほしいとか、実現すればこれぐらいの作業工程の削減に繋がって、その分ここにリソースを割けるのでこれぐらいの売上の増加が見込めるとか、そんな意見が営業本部内でポンポン出てくるんです。

一介の営業メンバーから、やれZapのタスクが回ってないだとか、やれエラーレポートが届いてるだとか、やれコリジョン発生しているだとか。
これ、脅威的で狂気的ですよね。

M&Aクラウドでは、営業も…

半強制的にSQLやSOQLへの抵抗がなくなる。

弊社では、ダッシュボードツール「Redash」を全社的に導入しています。
営業本部としては、一部ダッシュボード的な活用はしていますが、主に自社DBやSalesforceのDBから、必要なデータを必要な時に引っ張ってきて、分析をする的な形の活用に留まっています。

「Salesforce」のレポート機能やダッシュボード機能といった基本機能では、挙動が遅かったり、データ構築・再構築といった表現がしにくいので、「Redash」を通じて直接スプレッドシートにデータを落とし込んでいます。

実は、僕はデータベース言語を勉強したこともなければ、腰を据えて勉強しようと思ったこともありません。

しかし、利活用しなければCTO 荒井氏から勧告が届く。
はたまた、他部署から営業はツールを使いこなせていないと公開処刑にされてしまう。魔女狩り裁判ならぬ、非IT狩り裁判である。

営業本部に限っては、このツールの導入はROIに見合わなかったね、早かったね、と….。
社会的な烙印(スティグマ)まで押されてしまいかねない!!

アーヴィング・ゴッフマン(1922~1982)は、こうした社会的な傷の刻印は「否定的に意味づけられた差異」であるとみて、これを「スティグマ」(stigma)とよんだ。スティグマのもともとの意味は、アッシジのフランチェスコの手にあらわれたような「聖なる刻印」をさすのだが、ゴッフマンの社会学ではその刻印によって内外の集団から差別されるような社会的傷痕のことをスティグマという。

出典: 松岡正剛の千夜千冊 1317夜「スティグマの社会学烙印を押されたアイデンティティ」

これは、まずい。まずいぞ。
地元大宮で、開店しては閉店、開店しては閉店をメトロノームの如く一定リズムでひたすら繰り返しているあの交差点の角の中華料理屋ぐらいマズイ。

そこで、僕はSE部の加藤氏やMACAP事業本部のランディフ氏らが書き上げた見事なクエリをパクら…いや、参考にさせていただきながら、必要なデータを抽出させていただいています。

しかし、不思議なものです。
参考にする、実行、参考にする、実行を繰り返すと無機質な言語に対する抵抗感というものが段々と薄れてくるものです。

営業本部では、まだまだデータベース利活用の余地が残されていますが、ビジュアライゼーション、デジタイゼーション、デジタライゼーション、その先のデジタルトランスフォーメーションのDXの段階を着実に歩んで行けるように日々励んでいます。

おまけ


最後に僕個人が勝手にハマっていて、勝手にメンバーのパフォーマンスの向上に結びつく可能性を感じているツールについて書いていこうと思います。

それが、Bubbleというノーコード開発ツール。

学生時代に、プログラミングスクールでUnityとC#言語に触れたこともあり、僕個人としてゲームという形式に将来的な可能性を感じています。

定量性の高い業務をいかにしてゲーミファイできるのか。

その取っ掛かりとして、まずは教育や研修の一部をBubbleで実装したゲームで代替するという妄想を掲げています。
ノーコードツールを使用している理由は、開発言語を勉強しなくともそれなりのアプリケーションの開発が見込めるためです。
現在、クイズアプリのβ版を実装済みなのですが、デザインがあまりにもダサすぎるので、微調整を施しています。
できたら、まずは営業本部内で小さ〜く共有します…。

終わりに

ここまで、エントロピー分散しっぱなしで記述してきましたが、M&Aクラウドは、テクノロジーという共通言語を持ち部署の垣根を超えたコミュニケーションが本当に活発な組織です。

弊社に興味がある方は是非お気軽にご連絡ください!

さあ、次回のアドベントカレンダーは…
CFO/MACAP事業本部長 村上さんの登場です!!
乞うご期待!!

#アドベントカレンダー
#アドベントカレンダー2021


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?