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【どん底】コロナの影響で仕事がクビ(レイオフ)になった話

みなさんこんばんわ!
本日は、レイオフについてです。

実は仕事で成績を出してます!と主張している私も、レイオフに昨年なっております。

レイオフとは、仕事ができないからクビになるFireとは異なり
会社の業績悪化に伴い、一時的に解雇になる形式で、表面上は再雇用の可能性があるとうたっているものです。

でも実際のところ強制解雇ですけどね笑

人生でこんな経験なかなかないと思うのでまとめて残しておきます。

まずレイオフになるときの流れです。
*会社によって違いますのでご了承ください

1. 会社のトップからコロナの影響で業績が悪化しているのでWorkforce reductionをすると全世界に発信がある

2.その後数ヶ月かけて、海外の事業所でレイオフが始まる
その頃、日本はまだビジネス立ち上げたばかり出し平気でしょ?と思っていたわたし。

3.日本で第一弾のレイオフがある。もちろん当事者にしか通知はこないので日本でもレイオフが開始されることは一切発表がない。人伝で聞く。自分は対象になっていなかったと心の中で安心していた。

4.知らない間に何十人もの人が退職をする

5.第二弾のレイオフがあると噂が流れる

6.私は成績一番だから大丈夫だと油断していたところ、上司から"About your employment"というタイトルで朝10時過ぎにzoomのinvitationが届く

7.上司から会社の業績が悪く、組織再編することと合わせて
理由は言えないが、今回私のポジションもレイオフの対象となったと通告がある。

8.人事から退職合意書の書類がメールで届く。その中に退職金(外資ではパッケージと呼ぶ)について記載があった。

9.サインする前に人事と退職金を増やすための交渉を開始

10.交渉開始日より転職活動を同時進行で開始。

11.退職日の2週間前に契約内容に合意。そしてその頃次の会社の内定ももらう。

12.引継ぎせずに退職
 正直、レイオフになる会社の仕事を真面目にやってられませんでした。
会社も転職活動優先でOKと公に承認してくれました。

13.次の会社に退職月の翌月から転職

ざっとこのような流れでした。
私の場合は、半年分程度は退職金をもらうことができましたので正直半年休んでいても全く問題がなかったのですが、この逆境をチャンスに変えたいと思い転職活動をして、退職金をボーナスに変えることを選びました。

結果的に、今までの成果を認めていただき今は前職よりも高い年収もいただいているので、このレイオフはかなりプラスになりました。

ただ、これは今だから言えることです。

当時は不安でしたし、腹正しい気持ちにも正直なりました。
日本で一番成績を出しているのだから、せめて配置換えとかできないのかと。
そしてもっといい条件で働けるところなんてあまりないのでは、コロナ渦でどこもレイオフが外資は進んでるしと思い込んでいました。

でも実際はそんなことなかったんです。

ちゃんと活動すれば、成果を評価してくれてもっとチャンスをくれるいい場所がありました。

これも運なのかタイミングなのか縁なのか・・・不思議です。

そして同時に思いました。
自分のことを会社に認めてもらおうなんて考えは止めようと。

何かあると容赦無く会社は自分を切ってきますし、所詮コマです。(言葉悪くてすみません)

例えば、一般的には成績を出していればある程度優遇されますが
今回私が成果で恩恵を受けたのは、退職金の交渉部分でした。

いくら社員を大切にしていると言っても、業績が悪ければ給料なんて払えないのですから、そんな言葉や文化を信じていても仕方ない。
会社は切るときは容赦無く切ります。
もっともっと自立しよう。そして常に成果を出せる人になって、自分自身が現役でフレッシュな人になろうと、そう決めました。

先日、公開させていただいた外資系に転職する方法ですが
今回私がレイオフになった後の転職活動でも全く同じ方法で活動し、一ヶ月でより良い環境に転職できていますので是非、ご参考になさってください。

そして、日系の会社も今人員削減してますが、外資は半年前くらいから動きがあります。海外っぽいですよね。これは良いことです。

なぜなら転職市場に人が大量に流れ込む前に活動できるのでありがたかったです。

今このような状況なので、私と全く同じではないにしろ
仕事を変えたり等色々変化が訪れる人は増えてくると思います。

その時に一つお勧めしたいのは「流れに任せて変化を受け入れる」ことです。

つまり今回のレイオフの件だと、私が居残りたいと強く言い続ければ日本の法律である程度守られ、違うポジションに異動もできたかもしれません。

でも予想外のことであれば、流れに乗って辞めてしまった方が良い方向に行くと思います。

そのために、日頃から自分をフレッシュな状態に保ち、何より自信を付けていくことがとても大切です。

そして意外にも、私の周りでも何十人という人がレイオフになってますが
みんなあっさりしていました。

外資だしそんなものだよね、というテンションです。笑

こういうリスクも受け入れて入社をしているので、納得です。
しかし今回のレイオフでも私が嬉しかったのが、他のエリア担当の人が私が対象になったことを知った時に、当日のカントリーマネージャーに「なぜう優秀な人を切るのだ」と抗議をしてくれたことです。

その方のポジションはクローズの対象ではなかったので、静かにしていれば良いにも関わらず私のためにトップにそんな連絡を入れてくださったことを知り、その時感謝の気持ちと合わせて、たった一人でも私ともっと働きたいと思ってくださったならそれで十分だととても心が救われました。

センシティブな状況の中で、家族もいる中、声をあげることは勇気がいることで人のためにそれができるのは本当にすごいことです。

今は別々の会社ですが、いつかまた同じ会社でその方と再会し一緒にビジネスができたらと思っております。

長くなりましたがお読みいただきありがとうございました。


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