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"モチベーション"という言葉は使わない

"プロ"とはなにか?

何かを提供して、それで対価をもらえば「プロである」と思うわけです。店員さんでもコンサルでも、もしくは仕事じゃなくても誰かにとって価値あるものを提供すればそれはもうプロである、と。

私は学校を出てからまず家電量販店で接客業務をしてました。そのとき店長が言ってた言葉が今でもポリシーになっています。

「従業員から見たらお客さんは数多くの中の一部である。毎日毎日、多数の人に接客をするのだから同じことの繰り返しでしょう。しかしお客さんからしたら時間を取って足を運んでくれて、今しかないタイミングだったのかも知れない。そのときに従業員が適当に接客したらどうだろうか。」

ある日の店長の言葉

「気分の乗らない日もあるでしょう。気分が乗らないから1人は適当に対応してしまって、10人中9人に最高の接客をしたらOKでしょうか?
その1人からしたらあなたが唯一の相談相手だったんです。」

別の日の店長の言葉

意味としては「モチベーションなんて関係ねぇ、プロなら全員に最高の対応をしやがれ」ということでした。

たしかにお客さんからしたら「テメー(店員)の気分なんか知らねーわ」なので、ごもっともだな〜と思ったのをよく覚えています。

タイトルにした「モチベーションという言葉は使わない」とは、決して「モチベーションが嫌い」とかそういう意味ではなくて、モチベを高く保つことは重要ですし、そうやって仕事に取り組むべきだと思います。

仕事のパフォーマンスがでないときに「モチベーションのせいにするな」ということです。もっと言うと"モチベを上げる"というのは"プロとして当然"であり、わざわざ「モチベーション上げていくぜ!」みたいに言うことはしない、という意味で「言葉は使わない」と表現しました。

何かをして対価をもらうプロであれば、どんなときも誰に対しても最高のパフォーマンスが出せるよう自己管理が重要だ、という結論です。

体調管理はもちろん、気分の上げ下げとその対処法も人によってバラバラなので、良き方法で対応していきましょう〜!

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