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【カルシウム=乳製品ではない!?】

こんにちは!
パーソナルトレーナーの土岐です!

今回は一度は口にしたことがあるであろう『乳製品』に関しての投稿になります!

乳製品に関してあまり知られてないこともあるのではないかと思い、投稿させていただきます!

いきなりですが、僕個人の意見としては

乳製品をあまりオススメしておりません

※あくまで個人的意見です。

ではなぜ僕がこのような意見であるかを
5大栄養素の観点から解説していければと思います!

今回は乳製品の中でも『牛乳』について書いていければと思います!

まず炭水化物(糖質)の部分について解説していきます!
牛乳に含まれるのは『乳糖』といってラクトースといいます。

ラクトースを分解するのに必要なラクターゼというのが実は、おおよそ成人男性くらいになると、アジアの方を中心に半数くらいはラクターゼが分泌されないなんて言われたりもします。

そして、2つ目にタンパク質です。

このタンパク質に関して、牛乳に含まれるタンパク質は80%がカゼインで、ホエイが20%になります!

牛乳=ホエイと思われている方もいたのではないでしょうか?

実はカゼインの割合のが高く、ホエイはカゼインの4分の1程度の含有量になります。

では、この『カゼイン』はどのようなことが挙げられるかというと、この『カゼイン』は代表的なアレルギー物質です。

『カゼイン アレルギー』などで検索していただけると色々と出てくると思います。
気になった方は是非検索してみてください。

そして、3つ目は脂質です。

牛乳に含まれる脂質は、短鎖脂肪酸や中鎖脂肪酸、オレイン酸なども多少含みますが、いわゆる飽和脂肪酸という脂質が多いです。

一般的に飽和脂肪酸の摂りすぎは、動脈硬化や心血管系疾患の直接的な関連性などもよくエビデンスで言われていたりします。

足りないと困るものではありますが、今の現状の日本の食事バランスから言うと、飽和脂肪酸が多すぎるという現状にあるため、摂取自体が悪いと言うよりかは、無理に摂取する必要はないのではないかということが言えます。

4つ目のビタミンに関してですが、特に日本で売られている安い牛乳は、加熱殺菌処理されている物が多く、その過程でビタミンは結構死んでしまっています。

なので牛乳からビタミンを摂取するということはなかなか難しいのではないかということが言えます。

そもそも牛乳をビタミンの摂取目的で摂る人の方が少ないと思いますが(笑)

そして5つ目のミネラルに関してですが、当然カルシウムを多く含んでいます!

カルシウム=牛乳というイメージを持たれている方多いのではないでしょうか??

しかし、牛乳はカルシウムがあり過ぎで問題なのです!
あるならいいじゃん!
と思う方いらっしゃる方多いと思います。

ですが、人間の身体の中は『カルシウム』と『マグネシウム』がバランスよく保たれているということが理想的だったりします!

健康に詳しい方は聞いた事あるかもしれませんが、『マグカル比』なんて言われたりもします!

色々言われていたりしますが、カルシウム:マグネシウムが2:1くらいの比率で保たれている方が身体のバランス的にも、筋の収縮的にも骨的にも、自律神経的にも一般的にいいとされております。

ここまで読んでいただいた方はもうなんとなくわかった方いらっしゃる方多いと思いますが、牛乳はカルシウムが多過ぎる故に、バランスが悪いです。

どのくらいかと言うと、もちろん出している牛乳にもよりますが、10:1くらいの物が多いです。

カルシウムが多すぎることによって、身体がどんな反応をするかというと、身体の中のカルシウムを捨てることによってマグネシウムとのバランスをとらなければならないとなってしまいます。

そうなるとどうなるか。

既に貯蔵されている骨からカルシウムを分解して身体の外に出そうとします。

これが俗に言う脱灰という反応です。

面白いデータもあり酪農4カ国と呼ばれる『ノルウェー』や『スウェーデン』等の国々は骨粗鬆症が多いというデータもあります。

酪農4カ国の国々は否定していますが、骨粗鬆症の人数と、牛乳の摂取量に相関関係が出ていますから面白い話です。

またマクガバン・レポートのような世界的な栄養学の研究においても、乳製品の多いグループと少ないグループでは、少ないグループの方が骨粗鬆症のが少ないなどの研究もありました。

これらのことから僕が乳製品をオススメしない理由になります!

なのでこれらの乳製品とは上手く向き合い、摂取していくことをオススメします!

今回は乳製品ということで書かせていただきました!
もっとみなさんの学びになるようなことをどんどん書いていければと思いますので、よろしくお願いいたします!

是非次回もお楽しみに^^*!

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